专利摘要:
無線通信における協調のための方法および装置。協調は、少なくとも1つの無線送受信ユニット、少なくとも1つの中継局、および少なくとも1つの基地局を含むいくつかのネットワーク要素の中で考えられる。
公开号:JP2011509052A
申请号:JP2010541539
申请日:2008-12-31
公开日:2011-03-17
发明作者:ルシア;ピネイロ アナ;レズニック アレクサンダー;チェンスアン イ;エヌ.マンセタ クシャリ;エー.チャールトン グレッグ;スファール サナ;グオドン チャン;ルイユアン フ;アール.チトラプ プラバカール;シー.ベルリ ミハエラ;サモール モハメド;シー.シャー ヨゲンドラ;ジナン リン
申请人:インターデイジタル テクノロジー コーポレーション;
IPC主号:H04J99-00
专利说明:

[0001] 本開示は、無線通信に関する。]
背景技術

[0002] 協調通信によって、WTRU(無線送受信ユニット)が、互いに補助して所望の宛先に情報を送信できるようになる。こうした手法によって、広範な有線インフラストラクチャに関連するコストなしに、現在の無線通信システムに直面するいくつかの問題の緩和が可能になる。協調を使用すると、各ノードが複数のアンテナを有する必要なく、従来のMIMO(多入力多出力)技術に関連する空間ダイバシティを活用することも可能である。最後に、基本的な協調技術である再生中継は、カバレージおよびスループットに対するパスロスおよびシャドーイングの影響を低減することができる。]
[0003] 協調を現在の無線システムに組み込む際の問題は、協調を可能にするために、システムアーキテクチャを発展させる必要があることである。効果的な協調技術は、特に無線システムにおいては、通常、例えばレイヤ1(物理層、すなわちPHY)、レイヤ2/3(MAC(媒体アクセス制御)、RLC(無線リンク制御)、またはLLC(論理リンク制御)−システムに応じて決まる)など、通信スタックの下位層における高度なアルゴリズムを伴う。しかし、こうしたアルゴリズムは、マルチユーザシステムにおける受信機の設計、エラー訂正lisecode設計、ARQ(自動再送要求)、およびHARQ(ハイブリッド自動再送要求)プロセスおよびスケジューリングにおける先進技術を必要とする。]
[0004] したがって、システムアーキテクチャの態様を含めて、セルラシステムにおける協調の影響を検討する必要がある。ダウンリンクおよびアップリンクは、様々なアーキテクチャをもたらすいくつかの協調方式を、別々に、またその都度検討する。いずれの場合も、ARQ/HARQに重点を置いてシステム操作における影響が検討され、スケジューリングおよびソリューションが提案される。]
[0005] 様々な高品質および高データレートのサービスおよび用途についてのユーザの要求の進化に伴い、無線通信リンクの能力は底をつきつつある。今や単一アンテナ方式ではこれらの要求に対処することができないことがわかりつつあり、オペレータは、現在、マルチアンテナ方式に移りつつある。前例のない達成可能なデータレートにもかかわらず、マルチアンテナ方式は、遠距離または低SNR(信号対雑音比)の用途であまり利益を生み出さない。]
[0006] リレー通信は、こうした問題に応えてくれそうであり、現在、多くの研究活動の対象の的となっている。従来のポイントツーポイント通信技術とは異なり、中継は、ソースと宛先との間の通信を補助する「リレー」と呼ばれる第3のエンティティを導入する。]
[0007] ソースを補助するとき、リレーおよびソースは、例えばホッピングやダイバシティプロトコルなど、様々なプロトコルに同意して、対象のメッセージをその宛先に配信する。ホッピングでは、メッセージは、ソースによって送信され、リレーによって受信され、次いで宛先に再送される。ダイバシティプロトコルでは、リレーおよびソースは、いくつかのダイバシティ方式を使用して、宛先に同時に送信を行う。]
[0008] 追加のバーチャルアンテナの配置および提供に関して、リレーによって導入された汎用性は、中継システムの鍵となる利点である。例えば、マルチアンテナは、サイズおよびコストに限りがあり、したがって4つを超えるアンテナでの実装は難しい。しかし、中継を使用すると、あるリンクにおけるアンテナの数は、分散方式で増やすことができ、したがって、データレートにおいてより高い利益をもたらすことができる。また、リレー場所を調整することによって、または適切なチャネル状態のものを選択することによって、低SNRおよび遠距離のリンクは、かなりの後押しを受ける。さらに、セル端のユーザは、高干渉を経験するために、一般に疎んじられる。この場合、中継を使用して、セル全体にわたってスループットを増加させ、再配分し、疎んじられるリンクを強化することができる。]
[0009] 中継のこうしたかなりの利点および協調通信における広範にわたる理論的開発にもかかわらず、実用的なセルラシステムに協調通信の利益を導入することに対する作業はあまり行われていない。この理由のいくつかは、実社会のシナリオおよび高価な実装において利益が立証された効率的な協調プロトコルがないことである。その結果、セルラ通信システムに適した協調通信プロトコルが必要である。]
[0010] リレー通信は、近年、微弱な通信リンクにおける通信の向上に、かなりの見込みがあった。リレーがマルチホップ式で宛先に全メッセージを送信できるようにすることによって、非常に離れた通信端に接続が提供された。しかし、マルチホップは、結果的に、いくつかのリアルタイムの用途において受け入れがたい通信遅延をもたらす。]
[0011] より改良されたリレー通信の構造は、協調通信である。マルチホップとは異なり、ソースとリレーまたは複数のリレーは、協力してダイバシティまたは多重化の利益を提供する。一例として、ソースおよびリレーは、Alamouti方式で送信することができる。リレーには、その電力をチャネルに適応した後、それを助ける、または単に転送する前に、メッセージを復号する選択肢が提供される。これらの技術は、それぞれDF(復号転送)およびAF(増幅転送)と呼ばれる。]
[0012] これらの技術の主な欠点は、DFを想定するとき、リレーによって遅延がもたらされることである。これを回避する1つの方法は、リレーが受信している間に宛先が通信の開始からデータを集めることができるようにする符号化の形式を使うことである。そうすることによって、DFプロトコルによる遅延が低減される。したがって、宛先は、最初から最後まで連続的な送信を見ることになる。]
[0013] 別の方式では、消去チャネルのために任意選択で構築されたレートレス符号の特別なケースであるファウンテン符号(fountain code)がブロードキャストの用途に使用されている。しかし、実用的なリレーシステムのために、レートレス符号を効率的に使用する必要がある。]
[0014] RSとBSとの間の伝搬遅延のために、BSおよびRSのローカル発振器の間の周波数オフセット、およびRSにおける処理遅延、WTRUへのRS送信のタイミングは、WTRUへのBS送信のタイミングとは異なり得る。協調位相の間、それぞれBSおよびRSからWTRUによって受信されたストリームの調整不良は、互いに干渉をもたらし得る。ストリーム間の干渉によって、WTRUによって達成することができるデータレートが低減し、したがって、協調からの潜在的な利益が低減する。]
[0015] したがって、BSおよびRSのDL送信を同期することによって、この問題を軽減することが望ましいことになる。同期されたBSおよびRSのDL送信を使用することによって、WTRUに対するRS送信とBS送信との間の干渉を低減し、複雑なWTRU受信機設計を回避しながら、様々なダイバシティ方式(例えばAlamoutiまたはMIMO方式)の使用を可能にするのを助けことができる。]
[0016] 従来技術のソリューションは、UL(アップリンク)のWTRUの送信のタイミングを調整することがTA(タイミング調整)機構を介して達成され得ることを示す。TA概念は、ULに一般的に使用されるが、今のところ、協調ネットワークの文脈で必要とされるDLには使用されていない。]
[0017] リレーの知的な使用を介してリンク性能を向上させることも望ましい。しかし、簡単なマルチホップ中継(すなわち、単にリレーが受信する同じデータを転送するもの)は、それほどの利益をもたらしそうにない。代わりに、より洗練された協調技術が使用され得る。これらは、中でも、分散ビームフォーミングおよび分散空間多重化技術などの協調符号化方式である。したがって、ソースおよびリレーからの送信の共同受信の性能を最適化するために、マルチユーザ検出器、より正確には、SIC(逐次干渉キャンセラ)を使用することが望ましいことになる。MMSE−SIC(最小平均自乗誤差逐次干渉キャンセラ)受信機は、正式に、同じ送信機から出て来る空間ストリーム間を分離するための3GPP(Third Generation Partnership Project)のLTE(Long Term Evolution)技術で使用するための受信機候補である。したがって、ソースおよびリレーの送信を個別の送信ストリームに入れ、SICを使用して、これらの送信を受信することが望ましい。実際に、少なくともOFDMMIMO技術では、追加の受信構造すら必要としない場合がある。]
[0018] 具体的には、SIC受信機は、明らかな実用性を利用することができ、こうした受信機がいったん通信システムに導入されると、協調ダイバシティの利点のほとんどがMAC層に委ねられ得ることを実証することができる。協調リレーの利益を達成し、いくつかの場合、よく設計されたPHYレイヤ方式によって配信することができるものを超えるためには、協調送信および符号化の代わりに、直接送信と簡単なマルチホップとのうまくスケジュールされた組み合わせが望ましい。]
[0019] 無線通信における協調のための方法および装置。協調は、少なくとも1つの無線送受信ユニット、少なくとも1つの中継局、および少なくとも1つの基地局を含むいくつかのネットワーク要素の中で考えられる。]
図面の簡単な説明

[0020] 本開示は、例として示され、添付の図面と併せ読めば理解される実施形態の以下の説明から、より詳しく理解することができよう。]
[0021] セルラシステムで使用するための4つのリレーアーキテクチャを示す図である。
協調リレーアーキテクチャの一例を示す図である。
複数WTRUサービングリレーアーキテクチャ(multiple−WTRU−serving−relay Architecture)の一例を示す図である。
複数のリレーが直列で無線接続されるときの転送リレーアーキテクチャの変形を示す図である。
RSとBSとの間の関連が静的または動的であり得るシステムにおける複数のセルを示す図である。
RSを複数のBSに関連付けることができるアーキテクチャの一例を示す図である。
異なる時間間隔で信号を実質的に送受信するTDMリレーの例を示す図である。
復号−転送方式に関与するアクションのシーケンスを示すフロー図である。
以下のようにDL(ダウンリンク)用に定義されたP1(プロトコル1)を示すフロー図である。
P2(プロトコル2)と呼ばれ、DLのケース用に以下のように定義されたマルチキャスト分割RTSの一例を示すフロー図である。
完全情報リレーの一例を示す図である。
転送リレーの一例を示す図である。
協調リレーの一例を示す図である。
FDMMIMOによる転送リレーの一例を示す図である。
TDDRソリューションの一例を示す図である。
FTDDR(fountain extended time division duplex relaying:ファウンテン拡張時分割複信中継)方式を使用した別の実施形態例を示す図である。
PTDR(parallel transmission duplex relaying:並列送信複信中継)プロトコルの一例を示す図である。
STDDRの一例を示す図である。
プロトコルスタックの一例を示す図である。
WTRUプロトコルスタックを実施するための第2の代替を示す図である。
WTRUプロトコルスタックを実施するための第3の代替を示す図である。
RSを介したBSからWTRUへのIPパケットの転送に関与するイベントのシーケンスを示すフロー図である。
MACレベルのRSについて関与するイベントのシーケンスを示すフロー図である。
RLCレベルのRSを使用したデータ転送のための代替的実施形態を示す図である。
RLCレベルのRSを使用したデータ転送のための代替的実施形態を示す図である。
2ホップモードでのユーザプレーンにおける操作を示す図である。
RSとBSとの間に配置されたMACのMAC−リレーサブレイヤの一例を示す図である。
PHYレベルのRSのプロトコルアーキテクチャの一例を示す図である。
MACレベルのRSのプロトコルアーキテクチャの一例を示す図である。
RLCレベルのRSのプロトコルアーキテクチャの一例を示す図である。
RSを介したBSからWTRUへのIPパケットの転送に関与するイベントのシーケンスを示す図である。
BSが細密なリレー操作に気付いていないときのデータ転送操作を示すフロー図である。
スマートリレーおよびスレーブリレーの信号フローの例を示す図である。
BSおよびリレーがレイヤ2の輪郭プレーンエンティティ(contour plane entity)を含むプロトコルアーキテクチャ例を示す図である。
BSおよびリレーがレイヤ2の輪郭プレーンエンティティを含むプロトコルアーキテクチャ例を示す図である。
協調ヘッダの一例を示す図である。
ヘッダおよびペイロードのためにチャネル符号化を分離することができる技術の一例を示す図である。
ヘッダおよびペイロードのためにチャネル符号化を分離するために使用される技術の一例を示すフロー図である。
ヘッダおよびペイロードを有するダウンリンクデータパケットを示す図である。
5つのチャネル状態を使用するリレーシステムを示す図である。
「レガシ」ヘッダに「協調ヘッダインジケータビット(coop. header indicator bit)」と呼ばれる1ビットを追加したものを含む送信ヘッダを示す図である。
ダウンリンク方式の一例を示す図である。
ダウンリンク方式の一例を示す図である。
ダウンリンク方式の一例を示す図である。
ダウンリンク方式の一例を示す図である。
ダウンリンク方式の一例を示す図である。
ダウンリンク方式の一例を示す図である。
ダウンリンク方式の一例を示す図である。
ダウンリンク方式の一例を示す図である。
DLの制御チャネルを示す図である。
ULの制御チャネルの一例を示す図である。
ULの制御チャネルの一例を示す図である。
SIのフレーム構造の一例を示す図である。
タイミング調整手順を使用したWTRUへのBSおよびRSのDL送信の同期の一例を示す図である。]
実施例

[0022] 以下で言及するとき、「WTRU(無線送受信ユニット)」という用語は、それだけには限定されないが、UE(ユーザ機器)、移動局、固定式または携帯式の加入者ユニット、ページャ、セルラ電話、PDA(携帯情報端末)、コンピュータ、または無線環境で動作することができる他の任意のタイプのユーザ装置を含む。以下で言及するとき、「基地局」という用語は、それだけに限定されないが、Node−B、サイトコントローラ、AP(アクセスポイント)、または無線環境で動作することができる他の任意のタイプのインターフェイス装置を含む。以下で言及するとき、「中継局」という用語は、リレーまたはRSと呼ぶこともある。]
[0023] 本開示は、3G(第3世代)のセルラ無線システムの文脈で説明されているが、そのシステムに限定されると解釈されるべきではなく、3Gシステムは、一例としての役割を果たすにすぎない。]
[0024] リレーの物理的アーキテクチャ
リレーは、セルラシステムにおいていくつかの方法で使用され得る。このセクションでは、4つの主なアーキテクチャについて説明し、図1に示す。こうした4つのアーキテクチャ例は、単独で、または任意の組み合わせで使用することができる。こうしたアーキテクチャ例は、アーキテクチャ1:転送リレーアーキテクチャ110、アーキテクチャ2:複数WTRUサービングリレーアーキテクチャ120(図3にもより詳しく示される)、アーキテクチャ3:協調リレーアーキテクチャ130(図2にもより詳しく示される)、およびアーキテクチャ4:複数BS共有リレーアーキテクチャ140と呼ばれる。各アーキテクチャ例は、少なくとも1つのWTRU150、少なくとも1つのRS(中継局)160、およびBS(基地局)195を含む。] 図1 図2 図3
[0025] 各WTRU150は、送信機165、受信機170、およびプロセッサ175を含み得る。各RS160は、送信機180、受信機185、およびプロセッサ190を含み得る。]
[0026] 様々な信号は、これらのアーキテクチャのそれぞれにおいて、様々なノードによって送受信することができ、以下で詳しく説明される。実際に、いくつかのシグナリングの実施形態は、アーキテクチャごとに存在し得る。これらの実施形態をまとめて「リレー送信方式」または単に「送信方式」とも呼ぶ。上記の4つのアーキテクチャの利点および用途について、以下で説明する。]
[0027] アーキテクチャ1 110において、WTRUは、BS195から直接ではなく、RS160からのみ信号を受信することができる。言い換えれば、WTRU110は、BSカバレージの深く影になっている範囲、または単にBSカバレージホールにある。これは、隣接セルからのセル間干渉が大きい可能性のあるセルの端部にあるWTRUにサービスを提供するのに有用なアーキテクチャでもある。こうした場合、転送リレー160は、BS195からDLデータを受信し、単にそれをWTRU150に転送し、ULデータについては、この逆を行う。転送リレーアーキテクチャの変形は、直列で(無線で)接続された複数のリレーがあるものである。これは、図4に示される。] 図4
[0028] アーキテクチャ2 120において、RS160は、RS160のカバレージ範囲内にある複数のWTRU150にサービスを提供する。このアーキテクチャの利点は、BS−RSデータ通信が一緒にプールされて、オーバヘッドを低減することができることである。例えば、様々なパケットヘッダに関連付けられたオーバヘッドは、プールされたパケットのために結合されたヘッダを定義することによって低減することができる。]
[0029] アーキテクチャ3 130において、WTRU150は、BS195から直接信号を受信し、処理することもできるが、通常、RS160から受信された信号より弱い。こうした構成には、2つの重要な意味がある。第1に、BS195がRS160にDLデータを送信しているとき、WTRU150は、ある確率の誤りで、データの一部またはすべてを監視し、受信し得る。このタイプのデータは、しばしば「ソフト」なデータと呼ばれる。これによって、RS160によって「転送」されるデータの量が低減され、または、RS160によって「転送」されるデータの受信の成功率が増加する。第2に、BS195およびRS160は、マルチアンテナのシナリオをまねて、2つの「協調」信号をWTRU150に同時に送信することができる。この場合の「マルチアンテナ」は、連結されていないため、これを「分散MIMO」構成と呼ぶ。このアーキテクチャの利点は、MIMOを使用する利点と似ている。]
[0030] アーキテクチャ4 140では、複数のRS160が1つのWTRU150を補助することができる。この例は、分散MIMO構成と見なすこともでき、その結果として性能が向上する。]
[0031] 技術的に簡単な方法で4つの基本的なアーキテクチャのうちの2つ以上を結合することによって、上述した問題を克服するための実用的な構成がもたらされ得る。]
[0032] 図1におけるアーキテクチャのそれぞれにおいて、複数のRS160が所与のセルに関連付けられているように示されている。システムにおいて複数のセルがあるとき、RS160とBS195との間のこの関連は、図5に示されるように、静的または動的とすることができる。別の実施形態において、図6に示されるように、1つのRS160が複数のBS195に関連付けられてもよい。これによって、複数のセル間の連係、および1組の共有RSを介して効果的にWTRUのグループにサービスを提供する能力が可能になる。] 図1 図5 図6
[0033] 図1を参照すると、単一のBS−RSチャネル155が単一のWTRU150にサービスを提供しているとき、解決する必要のある技術的な問題は、WTRU150がRS160についてどのように知らされるかである。例えば、これは、BS195がRS160についての情報をブロードキャストすることによって行うことができる。あるいは、RS160は、その存在をブロードキャストすることができる。別の技術的な問題は、WTRU150がどのようにRS160を選択し、それ自体を選択されたRS160にどのように関連付けるかである。追加の複雑性は、この関連付けの情報もBS195に送信すべきであることである。] 図1
[0034] 同期に関して、リレーで被った遅延は、BS195とWTRU150との間のバルク送信遅延に拍車をかける。次いで、RTT(往復時間)も影響を受け、これは、TCPおよびARQなど、いくつかのプロトコルの性能に影響を与え得る。その結果、BS195およびWTRU150におけるバッファ要件も増加し得る。]
[0035] 最低量のシグナリング情報は、WTRU−リレー、BS−リレー、およびWTRU−リレー−BS間で交換する必要がある。したがって、これらのシグナリングの必要性は何か、およびこれらをどのように伝えるかを決定する必要がある。例えば、電力制御メッセージおよびタイミングアドバンスメッセージは、WTRU150とRS160との間に送られるだけでよく、BS195に送信する必要はない。]
[0036] RTS(リレー送信方式)
前のセクションでは、各アーキテクチャは、異なるノードによる送信および受信について、様々な信号の選択をサポートすることができることに留意して、セルラネットワークにおいてRSを使用するための様々な物理的アーキテクチャについて説明した。このセクションでは、こうした「送信方式」のいくつかについて説明し、それらの性能を分析する。図7は、異なる時間間隔で信号を送受信するTDMリレーの例の図である。例えば、DLにおいて、TDM−リレー705a・・・705jは、1つの時間間隔においてBS710から信号を受信し、それをその後の時間間隔にWTRUに送信する。こうした時間間隔は、位相またはTTI(送信時間間隔)、T1 720およびT2 730と呼ばれる。T1 720およびT2 730は、図7には隣接して描かれているが、T2はT1に隣接している必要はない。実際に、いくつかの実施形態において、場合によるとスケジューリングの制約のために、T2 730はおそらくT1 720に隣接していない。さらに、T1 720およびT2 730の持続時間は、柔軟であり、チャネル状態によって決まり、チャネル状態は次いで、所与のデータのブロックの正常な受信のためにかかる時間を決定する。一例において、T1 720およびT2 730が固定TTIの整数倍となるように、送信媒体は、固定サイズのTTIに刻まれる。しかし、TTIサイズは、可変とする、または動的に変更することもできる。T1 720およびT2 730は、互いにサイズが異なっていてよい。] 図7
[0037] 異なる周波数帯域幅で送受信する、例えばFDMリレーなど、他のタイプのリレーを設計することも可能である。これらの設計は、一般的であり、TDM−リレー以外のリレーのタイプに適用される。簡潔にするために、TDM−リレーの文脈内で様々な設計の詳細のみ説明する。設計はDLデータ送信の文脈で記載されているが、設計は、ULデータ送信にも適用される。]
[0038] 再度図7を参照すると、TDM−リレー705の基本原理は、T1 720と示される位相1中にBS710から送信されたDLデータを受信し、それをT2 730と示される位相2において、DL方向に、WTRU740に送信することである。こうした送信は、「シンプル」位相1送信、および「転送」位相2送信と呼ばれる。また、位相1中、WTRU740は、BS710から送信されたDLデータを受信し、復号しようと試行することも可能である。これは、「マルチキャスト」位相1送信と呼ばれる。同様に、位相2中、BS710は、WTRU740にDLデータを送信することも可能である。これは、「協調」位相2送信と呼ばれる。位相1および位相2のこれらの変形は、現在、シンプル−転送リレー送信方式、マルチキャスト−転送リレー送信方式、シンプル−協調リレー送信方式、およびマルチキャスト−協調リレー送信方式と呼ばれる4つの基本的なTDM−リレー送信方式を生成する。] 図7
[0039] シンプル−転送リレー送信方式において、BSは、重畳符号、ターボ符号、またはLDPC符号などの転送誤り訂正符号、およびCRC−ブロック符号などの誤り検出符号を含むチャネル符号、M−aryQAMなどの変調方式、およびマルチアンテナ(MIMO)マッピング方式を使用して、DLデータを送信することができる。位相2において転送された信号は、受信されたベースバンド信号、受信された復調信号、または受信された復号データに基づき得る。結果として得られた方式はそれぞれ、「増幅−転送」、「復調−転送」、および「復号−転送」と呼ばれる。後の2つのケースでは、転送に使用される新しい変調および/または新しいチャネル符号は、位相1で使用される変調および/またはチャネル符号とは異なり得る。というのは、RS−WTRUリンクの品質は、BS−RSリンクの品質とは異なるからである。]
[0040] 図8は、復号−転送方式800に関与するアクションのシーケンスのフロー図であり、BSは、810でRSを選択し、820でWTRUのメッセージを選択されたRSに送信する。RSは、830でメッセージを復号し、チャネル品質メトリックに従って再度符号化する。必要に応じて、RSがどんな誤りもなくDLデータを受信するまで、BSは、DLデータをRSに再送する(図示せず)。ARQおよび/またはHARQプロトコルは、この誤りのない送信を達成するために使用され得る。こうした場合、位相1は、本質的に、RSがBSによって送信されるデータを正しく受信するのにかかる時間によって定義される。同様に、位相2中、840で、WTRUがデータを正しく復号するまで、RSは、DLデータを送信し、場合によっては再送する。] 図8
[0041] マルチキャスト−転送リレー送信方式において、BSによって送信される信号は、位相1において、RSによってだけではなく、WTRUによっても受信される。位相2において、RSは、受信した信号をWTRUに転送し、WTRUは、位相1中に受信されたBS信号と「結合」して、BSデータを正しく受信する。「結合」プロセスによって、このリレー送信方式がシンプル−転送方式を凌げるようにすることができる。RSは、3つの可能な転送方式(すなわち、増幅−転送、復調−転送、または復号−転送)のうちの1つを使用して、受信したBSデータを転送することができるが、簡潔にするために、復号−転送方式について説明する。この場合も、位相1の最後を示す、RSがデータを正しく復号するまで、BSは、DLデータを送信し、場合によっては再送する。]
[0042] 位相1において送信された信号は、転送誤り訂正および検出符号を使用してチャネル符号化することができ、この場合、WTRUは、位相1の最後に、BSによって送信されたDLデータのソフト復号バージョンを取得する。実際には、WTRUは、通常、位相1中、DLデータを正しく復号することはできず(低品質のBS−WTRUチャネルは、BS−RSチャネルより多くのBS信号を劣化させるため)、関連の信頼性メトリックでデータを復号しなければならない(すなわち、ソフトデータ)。位相2中、WTRUは、位相1のソフトデータを、RSによって転送されたデータとソフト結合し、場合によっては何度かの再送後、RSの送信データを正しく復号する。]
[0043] あるいは、位相1で送信された信号は、レートレス符号を使用して符号化され得る。これらの符号は、本質的に、単一の送信機および複数の受信機の通信シナリオで使用するのに適したチャネル符号である。これらの符号に関する1つの利点は、位相1の最後に、RSがすべてのDLデータを正しく復号したが、WTRUは(低品質のチャネル状態のために)完全なDLデータの一部のみを復号したことである。これは、「ハード」なデータである(すなわち、正確で確率が1である)ため、位相2のRSによるデータ送信は、(WTRUによって正しく復号されなかった)残りのDLデータのみを送信することに限定され、WTRUは、位相1および位相2で正しく復号されたDLデータを簡単に連結することができ、「ソフトな結合」の必要性を回避する。最後に、送信された信号は、既存のポイントツーマルチポイントの最適なチャネル符号のうちの任意のものを使用して符号化されたチャネルとすることができる。]
[0044] シンプル−協調リレー送信方式において、位相1の送信の詳細は、シンプル−転送リレー送信方式のものと同じである。位相1の最後に、リレーは、BSによって送信されるDLデータを正常に復号した。位相2において、BSおよびRSは、「協調」の方法で信号を送信し、WTRUへのデータ転送の効率を強化することができる。BSおよびRSが協調することができる様々な方法があり、同じ信号のダイバシティ送信(マルチパスダイバシティ受信に使用することができる)、WTRUにおけるビームフォーミングのための信号の連係送信(送信機におけるチャネル状態情報を必要とする)、分散型時空間符号化信号のダイバシティ送信(例えば、Alamouti符号化)、および分散空間多重化方式を使用した高レート送信(例えば、予符号化技術)を含む。]
[0045] 以下で、これらの様々な送信方式を使用することによって達成することができる効果的なデータレートについて説明する。効果的なデータレートを計算するために、2つの位相のそれぞれの間で各リンク(BS−RS、RS−WTRU、およびBS−WTRU)において達成可能なレートが結合されて、各リレー送信方式の効果的な達成可能なレートを取得することができる。この結合レートは、「効果的なスループットTPeff」と呼ばれる。各リンクの達成可能なレートは、理論的な情報容量レート、またはリンクレベルシミュレーションから計算されたSINR対レート曲線であることがわかり得る。]
[0046] シンプル−転送RTSでのTPeff
このRTSは、略して「2ホップ」方式とも呼ばれる。この例では、BSは、それがビットを完全に復号するまで、b個の情報ビットを選択されたRSに送信する。次いでRSは、復号されたビットを送信することができる。次いで、WTRUが復号プロセスを開始するだけである。この場合の効果的なスループットは、次の式によって示される。]
[0047] ]
[0048] 式中、]
[0049] ]
[0050] である。
マルチキャスト−転送RTSでのTPeff]
[0051] 上述したように、チャネル符号およびレートレス符号は、マルチキャストの位相1に使用され得る。この例では、レートレス符号が使用される。理論的には、レートレス符号は、復号プロセスがチャネル状態に依存しないようにする、無限に長い符号化ビットのストリームである。WTRUは、BSによる通信の開始時にBSからRSに送信されるDLデータの復号を開始することができる。したがって、WTRUは、第1の位相において、レートRU(1)=RBS-Uで、BSから送信されるビットの一部を復号する。第2の位相において、RSは、WTRUがレートRU(2)=RRS-Uでまだ復号していない残りのビットのみを送信することによって、BSからの送信を再開する。これは、以下ということになる。]
[0052] ]
[0053] この例での効果的なスループットは、次の式を満たす。]
[0054] ]
[0055] シンプル−協調RTSでのTPeff
上述したように、位相2におけるBSおよびRSからのDL協調送信は、分散アンテナアレイ送信と見なすことができる。したがって、この方式は、シンプルDAA(DAA方式)とも呼ばれる。DAA方式によって、BSおよびRSは、異なる情報ビットをWTRUに同時に送信することができる。したがって、それらの信号は、必然的に互いに干渉している。WTRUは、SIC(逐次干渉除去)を使用して、干渉している信号を見分ける。WTRUにおける完全な干渉除去を想定すると、第2の位相においてWTRUで達成されるレートは、次の式を満たす。
RU(2)=RBS-U(2)+RRS-U
式(5)
式中、RBS-U(2)は、第2の位相におけるBSの送信レートであり、RBS-U(1)は、第1の位相におけるBSレートである。]
[0056] ここで、効果的なスループットは、式(1)および(5)によって得られる。]
[0057] ]
[0058] マルチキャスト−協調RTSでのTPeff
上述したように、チャネル符号およびレートレス符号は、マルチキャストの位相1に使用され得る。この例では、レートレス符号が使用される。BSおよびRSは、WTRUが位相1中に回復しなかったビットのみを分割する。効果的なスループットTPeff(レートレス−DAA)が、上記の式から導出される。]
[0059] ]
[0060] 次に、P1(プロトコル1)と呼ばれる、このRTSの代替の、しかしより詳細な例について説明する。]
[0061] 図9は、以下のようにDL(ダウンリンク)用に定義されたP1(プロトコル1)900のフロー図である。mビットのメッセージを想定すると、BS910は、レートR1;BS;RSでmビットを符号化し、これらを位相1で送信する。RS920がすべてのデータを正常に復号しなければならないため、mは、式m≦R1,BS,RST1に従わなければならない。T1中、WTRU930は、信号の受信、およびその復号の試行も行う。] 図9
[0062] 位相2において、BS910およびRS920は、データの増分冗長度符号化で積層化される分散型時空間符号を使用して、WTRU930にデータを送信する。WTRU930は、その最適な時空間デコーダを使用し、次いで、2つの増分的に冗長な送信を結合して、位相2の最後にデータを完全に復号する。WTRU930は、2つの送信からのデータを結合して、データを正常に復号する。この例で、R1,BS,USは、位相1において、BS910からWTRUへの信頼できる送信が可能である最大レートである。R2,COOPは、位相2において、WTRU930への信頼できる送信が、RS920とBS910との協調によって可能な最大レートと仮定する。理想的な増分冗長度の結合を想定すると、WTRU930は、第1の送信からのメッセージについての情報のR1,BS,UET1ビット、および第2の送信からのメッセージについての情報のR2,COOPT2ビットを所有する。したがって、データを正常に復号するために、mは、m・m≦R1,BS,RST1+R2,COOPT2,2を有していなければならない。次いで、TTI(時刻T)中に送信することができる最大量のデータは、次によって得られる。
m*=max min(R1,BS,RST1,R2,coopT2+R1,BS,UET1) 式(8)]
[0063] 式(8)を最大にするために、
R1,BS,RST1=R2,coopT2+R1,BS,UET1 式(9)
となる。]
[0064] このレートバランシングの式によって、位相1および位相2へのTTIの分割、および最大達成可能送信レートの両方の決定が可能になる。最大達成可能レートは、以下の通りである。]
[0065] ]
[0066] P1(プロトコル1)は、UL(アップリンク)にも適用可能である。UL例は、図8に示されるものに似ているが、BS910およびWTRU930の役割が入れ替わっている(図示せず)。次に、ULのケースでのP1(プロトコル1)について説明する。WTRU930は、メッセージ/パケットmを作成する。こうしたメッセージ/パケットは、MACPDU(プロトコルデータユニット)の形、または他の任意の形とすることができる。位相1において、例えば最初のTTIで、WTRUは、WTRU−RSリンクに適したMCS(変調および符号化方式)を使用して、mをRS920およびBS910に送信する。また、BSは、位相1において、この送信を監視する。位相2において、例えば、後のTTIで、WTRU930およびRS920は、分散型時空間符号を使用してmをBS910に送信し、位相1で送信されたものとは異なるIR(増分冗長)バージョンを送信する。] 図8
[0067] BS910は、例えば、位相2における最適な時空間デコーダなど、適した受信機を使用することができる。mは、位相1および位相2において複数のIRバージョンを受信したかもしれないため、BS910は、受信バージョンを結合(例えば、HARQ(ハイブリッド自動再送要求)結合)して、mの復号を向上させる。]
[0068] 分割RTSまたはMACレベル協調RTS
分割RTSは、マルチキャスト−転送RTSを直接送信と共に使用して、性能を向上させる。上述した4つのRTSのうちの任意のものにおいて、効果的なスループットを決定する鍵となる要素は、位相1の持続時間(T1)であり、その間、DLデータは、BSからRSに移動する。これらの例において、それを行うのにかかる時間が減る場合、効果的なスループットは増加する。分割RTSの一例において、BSがDLデータのbビットをデータbRSおよびbBSの2つのストリームに分割するように、第1の位相は短縮され得る。b=bBS+bRSであると想定すると、BSは、位相1においてbRSのみをRSに転送し、位相2においてbBSをWTRUに送信する。この実施形態において、BSは、位相2における多重化モードの後、元のbビットが2つの部分、bRSおよびbBSにどのように分割されるかに関して、位相1の開始の前に知識を必要とする。bビットを分割することは、MACレベルまたはPHYレベルで実行され得る。開始からWTRUに専用の元のデータは、チャネル状態に従って、また同時送信に対応するように、分割され得る。別の実施形態は、WTRUを対象とした2つの異なるメッセージを連結し、チャネル制限に従ってbRSおよびbBSをそれぞれのために使用して送信する。これらの制限は、bRS対bBS比またはT1対T2比で変換される。]
[0069] 位相1のデータ転送が「シンプル」である(例えばチャネル符号化を使用する)か「マルチキャスト」である(例えばレートレス符号化を使用する)かに応じて、分割RTSの2つの変形が可能である。]
[0070] シンプル−分割RTS実施形態において、上述したように位相1の送信が「シンプル」であると想定すると、BSは、RSのみが送信されたコードワードを復号できるようにする符号化技術を使用して、位相1において、bRSビットをRSに送信する。BS−RSリンクにおいてサポートされたレートが、RBS-RSによって示される。]
[0071] ]
[0072] 位相2において、RSは、レートRRS-UでWTRUに正常に復号されたbRSビットを転送する。BSは、レートRBS-U(2)でbBSビットを同時に送信する。これは、以下を提供する。
bBS=T2×RBS-U(2)
bRS=T2×RRS-U 式(13)]
[0073] したがって、]
[0074] ]
[0075] である。]
[0076] データにおける分割は、次を満たす。]
[0077] ]
[0078] 時間としては、T2=T1×RBS-RSである。 式(16)]
[0079] WTRUにおいて完全な逐次干渉除去がある位相2における多重化モード送信では、WTRUにおいて達成された全体的なレートは、次を満たす。]
[0080] ]
[0081] WTRUで達成された効果的なスループットは、次のように表すことができる。]
[0082] ]
[0083] マルチキャスト−分割RTS実施形態において、位相1の送信が「マルチキャスト」であると想定すると、BSは、レートレス符号化技術を使用して、位相1においてbRSビットをRSに送信することができる。この例において、RSは、送信されたメッセージを完全に復号することができるが、他の受信機がその一部を復号するのも可能にする。b1は、位相1において、WTRUがインターセプトし、BS−RS送信から正常に抽出するビットを示す。b2は、b=b1+b2となるように、位相2においてWTRUが受信するビットを示す。]
[0084] BS−RSリンクにおいてサポートされたレートは、RBS-RS、およびBS−WTRUリンクレート、RBS-Uによって示され、この場合、
bRS=T1×RBS-RSおよびb1=T1×RBS-U 式(19)
または]
[0085] ]
[0086] である。]
[0087] 位相2において、BSは、レートRBS-U(2)でbBSビットを送信することができ、RSは、レートRRS-UでbRS−b1ビットをWTRUに同時に転送する。
bBS=T2×RBS-U(2)
bRS−b1=T2×RRS-U
b2=bBS+bRS−b1 式(21)
したがって、]
[0088] ]
[0089] および]
[0090] ]
[0091] となる。]
[0092] データにおける分割は、次を満たす。]
[0093] ]
[0094] 時間として変換できるものは以下の通りである。]
[0095] ]
[0096] 位相2における多重化モード送信、および受信機での完全な逐次干渉除去を想定すると、WTRUにおいて達成された全体的なレートは、次を満たす。]
[0097] ]
[0098] また、WTRUで達成された効果的なスループットは、次のように表すことができる。]
[0099] ]
[0100] マルチキャスト−分割RTSのデータフロー分析
図10は、P2(プロトコル2)1000と呼ばれ、DLのケース用に以下のように定義されたマルチキャスト分割RTS実施形態を示すフロー図である。BS1010は、m1ビットおよびm2ビットの2つのメッセージを作成する。位相1において、BS1010は、第1のメッセージ(m1ビット)をレートR1,BS,RSでRS1020に送信し、したがってm1≦R1,BS,RST1である。P1と同様に、WTRU1030は、この送信に対して監視する。位相2において、RS1020は、それが位相1で受信した情報をWTRU1030に転送する。これは、レートR2,RS,UEで実行される。BS1010は、第2のメッセージ(m2ビット)をWTRU1030に同時に送信する。これは、レートR2,BS,UEで実行される。WTRU1030は、位相2において、最初のメッセージについて、例えばSICなどのマルチユーザ検出器(図示せず)を増分冗長度と共に使用して、データを受信する。このプロトコルの性能を分析するために、様々な制約が存在する。まず、P1について、第1のメッセージを効率的に送信することは、以下のレートバランシングの式に従って行われ得る。
R1,BS,RST1=R2,RS,UET2+R1,BS,UET1 式(26)] 図10
[0101] しかし、レートR2,RS,UEおよびR2,BS,UEも互いに依存する。個々のリンク当たりの容量制約を満たすことに加えて、レートは、MAC容量制約も満たさなければならない。
R2,RS,UE+R2,BS,UE≦R2,COOP 式(27)]
[0102] P1に定義された想定されたレートR2,COOPは、最適な送信機協調レートである。PHYレイヤでの協調は、P2の一部ではないが(上述)、本明細書には、P1およびP2についての達成可能なスループット間の密接な関係が示されている。明らかに、スループットを最大にすることは、式(27)が等式で満たされる必要がある。したがって、式(26)および制約T=T1+T2と共に、以下となる。]
[0103] ]
[0104] 干渉の限られたセルラ配置で、P2は、P1よりわずかに良い性能を提供する。いずれも、リレーのない場合、またはシンプルな2ホップ中継よりかなりの改善を提供し、P2は、P1より良く働く。鍵となる違いは、協調の管理にある。P1において、単一フローは、(T1+T2)中、MACによって送信され、P2は、2つのMACフローを作成し、送信する。]
[0105] データをスケジュールするために、MACは、3成分のPHYリンク(BS−RS、RS−WTRU、およびBS−WTRU)を含む複合リンクの品質がわかっている。さらに、位相2におけるBS1010とRS1020との間の協調を確実にするために、RS1020は、BS1010によって中央でスケジュールされなければならず、BS1010およびRS1020におけるPHYは、チャネルシンボルレベルに厳密に同期されなければならない。]
[0106] P2は、ほぼ独立して、厳密なPHYレイヤ同期なしに、2つのフローの送信を管理する。2つのフローにおける制約は、WTRU1030における合計レートは、その合計レートの制約を超えないことである。この制約が満たされるという条件で、BSMAC1040は、限定されたやり方で、RS送信のみを管理する。BS MAC1040は、(BS−RSリンク品質に基づいてのみ)RS1020に対するデータをスケジュールして、RSバッファ(図示せず)が空にならないことを確実にする。BSおよびRSのMAC1040(RS MACは図示せず)は、WTRU1030への結合レートが合計レート制約を侵害しないように、位相2においてレートがどのように再パーティションされるかに同意する必要がある。しかし、BS MAC1040は、RS MAC(図示せず)に対して、どの特定のパケットが送信にスケジュールされるかを指定する必要はない。いったんRS1020がパケットの受信を指示すると、そのパケットのHARQ管理は、RSに譲渡され得る。]
[0107] RSMACスケジューラ(図示せず)は、RS1020のBS1010の制御がより遅いレートで行われるように、BS MACスケジューラ(図示せず)とは関係なく働くことができる。P2のPHYレイヤの動作は、連係を必要としない。というのは、BS1010およびRS1020は、単に非協調のやり方で位相2において異なるフローを送信するからである。]
[0108] P2は、ULにも適用可能である。ULのシナリオは、図10に示されるものに似ているが、BS1010およびWTRU1030の役割が入れ替わっている(図示せず)。P2は、本明細書では、ULのケースについて説明する。] 図10
[0109] この実施形態において、WTRU1030は、任意の2つのメッセージ/パケットm1およびm2を作成する。m1およびm2は、異なる時に作成され得る。これら2つのメッセージは、2つのMACPDUの形、または任意の他の形とすることができる。位相1において、例えば第1のTTIで、WTRU1030は、WTRU−RSリンクに適したMCSを使用して、m1をRS1020およびBS1010に送信する。また、BS1010は、位相1において、この送信を監視する。位相2において、例えば後のTTIで、RS1020は、RS−BSリンクに適したMACを使用し、それがWTRU1030から受信したものとは異なるIRバージョンを送信して、位相1でそれが受信した情報をBS1010に転送する。また、位相2において、例えば後のTTIで、WTRU1030は、WTRU−BSリンクに適したMCSを使用して、第2のメッセージm2をBS1010に送信する。]
[0110] BS1010は、位相2で、例えばマルチユーザ検出器やSIC(図示せず)など適した受信機を使用して、m1およびm2を受信することができる。m1など、いくつかのメッセージは、複数のIRバージョンを受信したかもしれない(例えば位相1および位相2において)ので、BS1010は、受信バージョンを結合(例えばHARQ結合)して、メッセージの復号を向上させる。]
[0111] OFDMのようなシステムでのリレー送信方式
周波数次元は、協調リレー方式で利用され得る。以下の実施形態例は、DLに適用されるが、簡潔にするために、ULについてのみ説明する。]
[0112] WTRUとBSとの間の送信に割り当てられた周波数帯域は、2つの周波数帯域、W11およびW12に分割される。W11は、WTRUからBSへの送信に使用され、W12は、WTRUからRSへの送信に使用される。一般に、WTRUは、異なるサブキャリアを使用して、データを異なる受信機RSおよびBSに送信することができる。この実施形態は、WTRUと中継局との間のチャネルがWTRUとBSとの間のものより良いと想定する。以下の完全および部分情報リレーの例において、リレーはTDMモードで操作されると想定し、このことは、リレーが同時に信号を送受信することができないことを含意する。連続送信の例では、リレーがFDMモードで操作されると想定し、これは、リレーが同じ周波数帯域で信号を送受信することができないことを含意する。]
[0113] 完全情報リレー(Full Information Relay)
図11は、完全情報リレー1100の実施形態の一例の図である。この実施形態において、RS1110は、アップリンク送信中の完全情報を有し、以下は、WTRU1120、RS1110、およびBS1130の間のシグナリングのシーケンスについて説明する。] 図11
[0114] WTRU1120は、パケットをRS1110およびBS1130に同時に、しかし異なる周波数(f1およびf2)1121、1122で送信し、RS1110は、BS1130の前にパケットを正しく取得する。RS1110は、WTRU1120から正常に信号を受信した後、ACK1125をWTRU1120に送信する。このとき、BS1130は、WTRU1120の直接送信1135からb1ビットを正しく取得している。残りのb2ビットを送信するのに3つの選択肢がある。]
[0115] 第1の選択肢は、転送リレー1140である。この選択肢では、WTRU1120は、W11における送信を停止し、RS1110は、BS1130からACK1145を受信するまで、1142でW11およびW12を使用して、b2ビットをBS1130に転送する。この選択肢における利点は、WTRU1120における省力化を含む。というのは、WTRU1120は、RS1110が送信を正常に受信した後、そのパケットを送信するだけであり、結果的にWTRU1120において必要なシグナリングが少なくて済むようになるからである。必要なシグナリングは、RS1110からWTRU1120へのACK1125、およびBS1130からRS1110へのACK1145を含む。しかし、RS1110がACK1125をWTRU1120に送り返した後、送信がRS1110から来ていることをBS1130に知らせる必要がある。効果的なレートは、以下の通りである。]
[0116] ]
[0117] 式中、]
[0118] ]
[0119] である。]
[0120] 第2の選択肢は、協調リレー1150である。この選択肢において、WTRU1120は、W12における送信を停止しない。WTRU1120およびRS1110は、予め定められた分散MIMOモードまたは予め定められた協調ダイバシティのいずれかを使用して、それぞれW11 1152およびW12 1155でb2ビットをBSに連係して送信する。この例における「予め定められた」は、分散または協調ダイバシティがどのように実行されるかに関して、RSとWTRUとの間にシグナリングが不要であることを意味することに留意されたい。]
[0121] この選択肢の利点は、正常な送信にかかる時間が少なくて済み、したがって、場合によっては、上記の第1の選択肢と比べて、より高い効果的なレートがもたらされることである。しかし、このより高い効果的なレートを達成するために、第1の選択肢に比べてWTRU1120においてより多くの消費電力が必要であり、またRS1110からWTRU1120へのACK1125、RS1110とWTRU1120との間の同期、BS1130からRS1110およびWTRU1120へのACK1145には、より多くのシグナリングが必要であり、WTRU1120およびRS1110から送信が来ていることをBS1130に知らせる必要があり、送信モードについてもBS1130に知らせる必要がある。]
[0122] 効果的なレートは、以下の通りである。位相2における協調ダイバシティについて、RS1110およびWTRU1120は、同じビット(b2ビット)をBSに協調的に送信するが、向上した周波数ダイバシティがb2ビットの通信の信頼性を強化するように、異なる周波数帯域を使用する。位相2における分散MIMOでは、RS1110およびWTRU1120は、異なるビットを独立してBSに送信し、RS1110およびWTRU1120によって送信された合計ビット数は、b2である。]
[0123] ]
[0124] 第3の選択肢は、FDMMIMOによる転送リレー1160である。この第3の選択肢で、RS1110は、BS1130からACK1165を受信し、W11 1167でWTRU1120が新しい送信を開始するまで、1162ですべての残りのビット(b2ビット)をW12でBS1130に転送する。この持続時間中、WTRU1120およびBS1130から1169で正常に送信されるb’ビットがある。]
[0125] この選択肢の利点は、これは効率的な送信であり、したがって、上記の第1および第2の選択肢に比べて、場合によっては全体的なスループットがより高くなることを含む。しかし、RSからWTRUへのACK、およびBSからRSへのACKにより多くのシグナリングが必要であり、RSが残りのビットを転送し、RSがACKをWTRUに送り返した後、WTRUが新しい送信を開始することをBSに知らせる必要がある。スループットを最大化するために、位相1および位相2における帯域幅の割り当ては異なり得る。]
[0126] リレーにおける部分情報
完全情報によるリレーに関する上記の実施形態について、いくつかの方式を使用して、WTRUが情報をBSに送信するのを助けるために、FDMモードでリレーがどのように使用され得るかを説明することができる。これらの方式で、RSが情報をBSに中継するのを開始する前に(この持続時間は、位相1と定義される)、RSがWTRUからすべてのビットを受信することに成功した後、ACKがRSからWTRUに送信されるだけでよく、このことは、シグナリングのオーバヘッドを低減する。しかし、この実施形態において、WTRUは、すべてのビットをRSに送信し、その一部は、WTRUが位相1で一部のビットをBSに送信したため、冗長である。WTRUにおける省力化のために、位相1においてWTRUによってBSに送信されたこれらのビットをRSに送信するのを回避することがより効率的である。]
[0127] したがって、この実施形態において、RSが、ビットをBSに転送するのを開始する前に、WTRUから一部のビットを受信するいくつかの例について説明する。図12〜14において、WTRUは、1210でb1ビットを、また1220でb2ビットを異なる周波数(f11およびf12)でBSおよびRSにそれぞれ送信する。送信WTRU−RSおよびWTRU−BSの間のビットの割り当て/帯域幅の割り当ての適切な設計では、BSおよびRSが同時にそれらのビットを正常に検出する。RSがb2ビットを正常に受信した後、完全情報リレーの実施形態と同様に、RSからBSにb2ビットを送信するための選択肢が3つある。] 図12 図13 図14
[0128] 図12は、転送リレー1200の一例の図である。WTRUが1210でb1ビットを、また1220でb2ビットをBSおよびRSにそれぞれ送信した後、RSは、位相2において、1230でb2ビットをBSに転送する。] 図12
[0129] 図13は、協調リレー1300の一例の図である。位相2における協調ダイバシティを使用して、RSおよびWTRUは、1310で同じビット(b2ビット)をBSに協調的に送信するが、周波数ダイバシティが増加するように、異なる周波数帯域を使用する。位相2において協調MIMOを使用して、RSおよびWTRUは、異なるビットを独立してBSに送信し、RSおよびWTRUによって送信された合計ビット数は、b2である。協調MIMOに効果的なレートは、以下の通りである。] 図13
[0130] ]
[0131] したがって、以下の通りである。]
[0132] ]
[0133] 図14は、FDMMIMOによる転送リレー1400の一例の図である。WTRUが1210でb1ビットを、またb2ビットをそれぞれBSおよびRSに送信した後、WTRUは、1410でb’ビットをBSに送信し、RSは、1420でb2ビットをBSに送信する。] 図14
[0134] スループットを最大にするために、位相1および位相2における帯域幅の割り当ては、異なり得る。]
[0135] 連続送信
このセクションで、RSがFDMモードで動作する転送リレーであると想定する。RSおよびWTRUは、無線リソースを十分に利用して、パケットをBSに連続的に送信する。すべてのノードは、常に送信を行い、すなわちTDMではない。しかし、BS送信の位相とRS補助の位相とを区別するために、位相1と位相2とは区別される。表1は、連続送信におけるWTRUおよびRSのアクションを示す。]
[0136] ]
[0137] 結果として、WTRUは、f11で連続的にデータを送信しており、RSは、f12で常にデータを転送している。ちょうど時間がWTRUおよびRSの送信のために2つの位相に分割されるように、ここでは、周波数がWTRUおよびRSの送信のために2つのセグメントに分割される。]
[0138] 複数のWTRUの場合のリレー送信方式
以下のRTSの例で、セルは、1つまたは複数のWTRUおよび1つまたは複数のRSを含み得る。WTRUとBSおよびRSとの間のチャネルの状態に応じて、BSとRSとの間での直接送信方式、もしくは1つまたは複数のRSが関与する特定のRTSが最適であり得る。このセクションにおいて、上述したRTSのうちの1つを使用して複数のRSを含むセルにおいて複数のWTRUにサービスを提供するためのいくつかのプロトコルについて説明する。以下で、3つの基本的に異なる方法について説明する。]
[0139] 第1の方法(方法1)は、TDDRおよびFTDDRと呼ばれる。この例において、BSは、異なるタイム「スロット」において、異なるWTRUにサービスを提供する。TDDRでは、位相1のDL送信は、RSによってのみ受信される。FTDDRでは、位相1のDL送信は、RSおよびWTRUによって受信される。図15および図16を参照されたい。] 図15 図16
[0140] 第2の方法(方法2)は、PTDDRと呼ばれる。この例において、BSは、TDMリレー操作方式の位相2において複数のWTRUにサービスを提供することができる。図18を参照されたい。] 図18
[0141] 第3の方法(方法3)は、STDDRおよびFSTDDRと呼ばれる。この例において、BSは、TDMリレー方式の位相1および位相2の両方において、複数のWTRUにサービスを提供する。図19は、STDDR1900の一例の図である。FSTDDRについては後述する。] 図19
[0142] TDDRソリューション
図15は、TDDRソリューション1500の一例の図である。あるセルにおいてL個のリレーが与えられた場合、データがWTRUに着くのに使用可能な選択肢がいくつかある。BSは、1510でWTRUに直接通信することができる。あるいは、BSは、1520で、特定のリレーを選択し、このリレーにデータを送信し、リレーがデータを転送できるようにすることができる。最後に、この方法では、いくつかのリレーが同時に関与することができ、この場合、これらは、中継段階における分散型多入力多出力(MIMO)アンテナアレイとして、すべて同様に動作する。特定のWTRUが直接送信されるか、単一のリレーを介してまたは1組のリレーを介して送信されるかは、例えば、リレーの使用可能性、WTRUの位置、およびWTRUと関係のある送信機との間の相対的なチャネル品質によって決まる。] 図15
[0143] 特定のWTRUへの送信方法に関する決定プロトコルは、以下のように、WTRUへの結果として得られたスループットを最大にすることに基づき得る。例えば、RB-Rは、BSとRSとの間で達成可能なデータレートを示し、RR-Uは、RSとWTRUとの間で達成可能なデータレートを示し、RB-Uは、BSとWTRUとの間で達成可能なデータレートを示す。]
[0144] WTRUがBSによって直接送信される場合、そのスループットは、以下のように直接計算される。]
[0145] ]
[0146] 単一リレーが使用される場合、スループットは、以下のように計算される。]
[0147] ]
[0148] ここで式(22)は、データがリレーに着くのに必要な時間を考慮に入れ、2つの部分のバランスを取ることによってリレー−WTRUのスループットを見越しておくことによって決定される。値T1およびT2は、それぞれRR-UおよびRB-Rに対応する持続時間を示す。]
[0149] 複数のリレーの場合、選択肢がいくつかある。ある選択肢では、複数のリレーを単一のマルチアンテナリレーとして扱うことができ、レートRB-RおよびRR-Uは、それに応じて計算される。別の選択肢では、スループットは、式(33)と同様にリレーごとに計算され、次いでグループのために追加されてもよい。式(33)は、データがリレーに着くのに必要な時間を考慮に入れ、2つの部分のバランスを取ることによってリレー−WTRUのスループットを見越しておくことによって決定される。]
[0150] 次いで、送信方向の決定が次のように行われる(簡潔にするために、「グループ化されたリレー」の場合を無視するが、拡張は明らかである)。WTRUがBSによって直接サービスを提供されるか、RSを介してBSによってサービスを提供されるかは、見越しておいたスループット]
[0151] ]
[0152] によって決まり、式中、Lは、RSの数であり、直接リンクスループットは]
[0153] ]
[0154] である。これらのスループット中の最大スループットは、]
[0155] ]
[0156] と示され、これは、達成可能なエンドツーエンドスループットである。すなわち、最高のスループットを達成することができる局は、WTRUに直接サービスを提供している。複数のWTRUのシナリオでは、]
[0157] ]
[0158] は、スケジューラの入力として採用される。]
[0159] スケジューラ]
[0160] WTRUが特定のTTIにおいて送信されるかどうかは、スケジューリング機能(例えば、BSにおけるHSDPAスケジューラ)に応じて決まる。スケジューリング機能は、上記で計算したように、決定変数を入力として]
[0161] ]
[0162] 、およびバッファ占有率、公平性の選択肢など、他の入力を使用することができる。]
[0163] 記載したプロトコルに従って、決定変数は、HARQスケジューリングでのチャネル品質状態に基づく(すなわち、RR-U、RB-R、RB-Rはチャネル状態に基づいて計算される)。次いで、通常のHARQスケジューラが使用されて、スケジューリングを決定する。]
[0164] フィードバック
チャネル状態は、フィードバックを使用してBSに報告することができる(例えば、HSDPAを使用したCQIなど)。リレー−WTRUチャネルの品質は、WTRUから直接、またはリレーによってBSに報告され得ることに留意されたい。リレーによって報告されると、複数のWTRUからのフィードバックは、単一の送信に集められてもよい。]
[0165] ACK/NACKは、直接送信されるか、アップリンクによってリレーを介して転送されてもよく、この場合、異なるACK/NACKは、WTRUおよびTTIにわたって集められてもよく、または集められなくてもよい。]
[0166] FTDDRソリューション
図16は、FTDDR(ファウンテン拡張時分割複信中継)方式1600を使用した別の実施形態例の図である。すべての前の方式において、リレーを介して通信されるWTRUは、有用なデータの収集を開始するために、そのリレーがその送信を開始するのを待つ必要がある。したがって、遅延がもたらされ、スループットの利益が減少する。こうした問題を克服する1つの方法は、各送信機でファウンテン符号化を使用することである。] 図16
[0167] ファウンテン符号は、ソースにおけるチャネル状態情報なしに瞬断率をゼロに駆動することができる符号のタイプを指す。送信機は、水滴を際限なく供給する噴水のように、データを(パケットにおける)無限長の符号ストリームに符号化する。受信機は、噴水の下でバケツを保持してバケツがいっぱいになるまで水滴を集めるのと同様に、データを完全に回復するまで、情報を集める。ファウンテン符号に関するポイントのうちの1つは、ソースデータを、任意の組の十分に符号化されたパケットから回復することができることである。]
[0168] 図16に、ファウンテン符号およびTDDに基づく中継プロトコルが示される。データは、] 図16
[0169] ]
[0170] かどうかに応じて、1610でBSからWTRUに直接送信される、または1620でBSを用いて送信される。ここで、]
[0171] ]
[0172] は、BSとRSとの間で達成可能なデータレートを示し、]
[0173] ]
[0174] は、BSとWTRUとの間で直接達成可能なデータレートを示す。右上角の表記]
[0175] ]
[0176] は、これがFTDDRによるシステムのためのものであることを示す。]
[0177] ]
[0178] である場合、]
[0179] ]
[0180] であり、式中、]
[0181] ]
[0182] は、BSとWTRUとの間で達成可能なスループットを示す。この場合、すべてのデータは、RSの助けなしに、WTRUに直接送信される。]
[0183] ]
[0184] である場合、]
[0185] ]
[0186] である。]
[0187] この場合、]
[0188] ]
[0189] において、BSは、情報をBSおよびWTRUの両方にブロードキャストし、RSは、何らかの「新しい」情報を]
[0190] ]
[0191] として受信する。]
[0192] ]
[0193] において、RSは、「新しい」情報をWTRUに中継する。「新しい」という用語は、ここでは、]
[0194] ]
[0195] において、BSからブロードキャストされた情報がRSによって受信され、しかしWTRUによって受信されないことを意味する。すべての]
[0196] ]
[0197] の選択にわたる最大化が得られ、この場合、]
[0198] ]
[0199] は、FTDDR方式で達成可能なスループットである。]
[0200] HARQスケジューリングプロトコルによれば、前の方式とは異なり、BSは、事前にリレーを割り当てていない。この方法におけるリレーは、ACKをBSに送信するだけである。いったん受信すると、ACKする最初のリレーをスケジューリング用に選択してもよく、またはBSは、リレーによるACKを十分集められるだけの時間観察フレームを可能とし、選択された基準に従って、それらの間で選択してもよい。]
[0201] 複数のリレーが選択された場合、リレーは、セルラスケジューラを使用してスケジュールされ得る。複数のWTRUが1つのリレーによってサービスを提供される場合、これらのWTRUに対するデータは、単一の送信に「プール」され、または別々にスケジュールされ得る。WTRU間のスケジューリングは、HSDPAなど、正規のセルラシステムと類似のタイプのスケジューラを使用して達成され得る。この方法によれば、チャネル状態フィードバックは、FTDDRでは必要ない。というのは、使用される符号は、レートレスであるからである。]
[0202] リレーは、さらなるスケジューリングを可能にするために、ACKをBSに送信するだけでよい。WTRU ACK/NACKは、BSのみで使用可能である必要がある。これは、直接送信されるか、アップリンクによってリレーを介して転送されてもよく、この場合、異なるACK/NACKは、WTRUおよびTTIにわたって集められてもよく、または集められなくてもよい。]
[0203] PTDRソリューション
図17は、PTDR(並列送信1700複信中継)プロトコルの一例を示す図である。このプロトコルによれば、セルは、L個のレイヤを有する。WTRUごとに、以下のL+1の送信の選択肢、リレーLを介して送信、またはBSから直接送信のうちの1つが選択される。この例において、スケジューリングは、例えば、WTRUに達成可能なレートで表されるようなチャネル状態に基づき、定期的に変更され得る。] 図17
[0204] 各TTIにおいて、送信は、2つのサブTII(位相)にパーティションされる。位相1 1710中、BSは、リレーに送信を行う。これらの送信は、リレーがWTRU対して配信を行う必要がある情報を含む。位相2 1720中、リレーおよびBSは、WTRUに対して(同時に)送信を行う。各位相において、すべてのWTRU(またはリレー)がスケジュールされなくてもよいことに留意されたい。各位相内および各送信機(BS/位相2についてready)でのスケジューリングは、現在のHSDPA、ダウンリンクLTEなどにおいてなど、スケジューリングプロセスに従って実行される。特定のWTRUにどのように送信するかについての決定は、すなわち式(33)または(34)で上述したように計算され得るWTRUに対する結果として得られたスループットを最大にすることに基づいてもよく、またはこの特定のプロトコルのためにカスタマイズされた見越したやり方を介してもよい。]
[0205] TDDRとは異なり、HARQスケジューリングは、基地局、および各リレーによって独立して行うことができる。位相1 1710において、基地局は、リレーに対する送信を次のようにスケジュールする。同じリレーに関連付けられたWTRUのWTRUデータは、単一の送信に「プール」されるか、別々にスケジュールされる。スケジューリングは、例えばHSDPAなど、正規のセルラシステムの場合と同じタイプのスケジューラを使用して実行される。位相2 1720において、各リレーおよびBSは、例えばHSDPAなど、正規のプロトコルと同様に、WTRUへのデータの送信を独立してスケジュールする。]
[0206] チャネル状態情報は、現在のシステム(例えばHSDPAを使用したCQI)と同様に、フィードバックを使用して基地局に報告される。しかし、リレーは、それ自体の独立したスケジューリングを実行するために、リレー−WTRUチャネルの品質も知っていなければならない。したがって、リレー−WTRUチャネルの品質は、WTRUによって直接BSに報告され得るが、リレーを介した報告が好ましい。リレーによって報告されるとき、複数のWTRUからのフィードバックは、単一の送信に集められてもよい。]
[0207] 位相1および位相2は、別々のACK/NACKプロセス(位相1におけるリレー−BS)および(位相2におけるWTRU−送信機(リレーまたはBS))を必要とする。したがって、それぞれは、リレーのないHARQシステムにおいて、そのそれぞれの動作に従ってそれぞれ独立して動作する。制御およびシグナリングプロトコルの構造に応じて、リレーは、WTRUのACK/NACKをBSに戻す必要がある場合もない場合もある。]
[0208] STDDRソリューション
図18は、STDDR(superposition time division duplexed relaying:重畳時分割複信中継)リレー方式1800の一例のタイミング図である。この方法は、上述したPTDDRプロトコルの拡張である。このSTDDRプロトコルによれば、BS1810は、それらの必要性およびチャネル状態に基づいて、異なるWTRU1820をスケジュールする。この例では、これらのスケジュールは、直接またはリレー1830を介してWTRU1820に伝えられる。上述したように、TTIは、2つの位相に分割される。位相1 1840において、BS1810は、重畳符号化を使用して直接リレーおよびWTRU1820に同時に送信を行う。電力などのリソースは、等しく、または既知の電力割り当てアルゴリズムに従って共有され得る。第2の位相1850において、リレー1830は、通信の一部を引き継いで、それらが受信したデータを対象のWTRU1820に転送することができ、BS1810は、直接リンクにおいてスケジュールされたWTRU1820に全電力でサービスを提供し続ける。] 図18
[0209] この方法によれば、]
[0210] ]
[0211] は、BSとRSとの間で達成可能なデータレートを示し、]
[0212] ]
[0213] は、位相1におけるBSとWTRU1との間で達成可能なデータレートを示すと仮定する。位相2において、]
[0214] ]
[0215] は、BSとWTRU1との間で達成可能なデータレートを示し、]
[0216] ]
[0217] は、RSとWTRU2との間で達成可能なデータレートを示すと仮定する。したがって、WTRU1では、]
[0218] ]
[0219] であり、WTRU2では、]
[0220] ]
[0221] である。]
[0222] FSTDDRソリューション
別の実施形態において、FSTDDR(a fountain & superposition coding time division duplexed relaying:ファウンテン&重畳符号化時分割複信中継)プロトコルを使用することができる。この方法によれば、FTDDRとSTDDRとが結合される。そうすることによって、リレーを介して通信する必要のないWTRUは、通信の開始時に送信がスケジュールされ、したがって、リレーがサービス提供を終了するのを待たない。さらに、すべてのデータストリームは、ファウンテン式に符号化され、したがってフィードバックを回避する。]
[0223] したがって、L個のリレーを想定すると、M個のWTRUは、これらのリレーを介して通信することができ、N個の他のWTRUは、直接通信することができる。各TTIにおける通信は、STDDRと同様に2つの位相で実行される。各リレーを介した通信は、FTDDRと同様に実行される。したがって、位相1において、電力共有シナリオを想定すると、リレーおよびN個のWTRUは、同時にスケジュールされる。位相2において、リレーは、M個のWTRUをスケジュールし、それらにサービス提供し、他のN個のWTRUは、より高い電力レベルでBSによって引き続きサービス提供される。]
[0224] HARQスケジューリングでは、リレーを介した通信は、上述したFTDDRの例と同様にスケジュールされる。例えばHSDPAなど、通常のセルラシステムのように直接通信がスケジュールされ、リレーおよびWTRUは、STDDRと同様に直接リンクにおいてサービス提供され、スケジュールされてもよい。チャネル状態フィードバックは、FTDDRでは必要ない。というのは、使用される符号は、レートレスだからである。ACK/NACK配信では、リレーは、さらなるスケジューリングを可能にするために、ACKをBSに送信するだけでよい。ACK/NACKは、BSでのみ使用可能であり、これは、直接送信されるか、アップリンクによってリレーを介して転送されてもよく、この場合、異なるACK/NACKは、WTRUおよびTTIにわたって集められてもよく、または集められなくてもよい。]
[0225] リレープロトコルアーキテクチャ
ユーザプレーンにおける以下の操作例は、2ホップモードおよびダイバシティモードの両方で、単一セル−単一リレー協調で使用され得る。2ホップモードにおいて、専用のBS−RSチャネルを使用することができる。単一セル(すなわち単一BS)、M個のリレーおよび複数のWTRUを想定する。リレーは、BS(基地局)とユーザ(WTRU)との間のリンク品質を向上させるように設計される。各WTRUは、単一リレーによってサービス提供される。]
[0226] BSは、リレーをWTRUと見なし、それと通信する。一方、リレーは、WTRUに対するBSとして働き、通信を行う。次のレベルの通信アクションについて説明するために、リレーによってサポートされるプロトコルレイヤを想定する必要がある。]
[0227] RSのBSサイドについて検討する。このサイドは、WTRUをシミュレーションするため、どれだけのWTRUプロトコルスタックが実装されるかに関する選択肢がある。以下は、様々な代替である。]
[0228] 図19は、第1の代替1900を示す。BSサイドのリレー1910は、PHYレベルまでWTRUプロトコルスタックを実装する。RSでのPHY処理は、代替的方法で実行され得る。AF(増幅転送)リレーとして表される第1の代替は、RFレベルでの簡単な増幅および転送を伴う。第2の代替は、復調−再変調−転送である。この代替において、リレーへのリンクの忠実度が非常に高いものである場合のみ、ノイズが削除され、または抑えられ得る(すなわち、チャネル符号は、実質的に必要ない)。第3の代替は、DF(復号−再符号化−転送)リレーである。ここでは、誤りがRSで補正されるように、信号のさらなる処理がある。] 図19
[0229] 中継プロセス中、BS−RSリンクおよびRS−WTRUリンクにおける無線信号の特徴は同じである必要はない。第1の選択肢において、RS−WTRUリンクは、BS−RSリンクに比べて、異なる周波数または符号を使用することができる。第2の選択肢において、RS−WTRUリンクにおける変調は、BS−RSリンクにおける変調とは異なり得る。第3の選択肢において、誤り保護(すなわち、検出および/または訂正)符号は、BS−RSリンクおよびRS−WTRUリンクにおいて異なり得る。]
[0230] 別のタイプの中継技術は、CF(圧縮転送)リレーと呼ばれ得る。この技術は、BSとWTRUとの間に代替の信号パスがあることを必要とし、したがって、例えば、ダウンリンクにおいて、リレーから送信された圧縮信号は、BSからの直接信号を補助することができる。この構成は、ダイバシティモードとの関連で、以下で扱われる。]
[0231] 図20は、WTRUプロトコルスタック2000を実装するための第2の代替を示す。この代替において、BSサイドのリレー2010は、MACレベルまでWTRUプロトコルスタックを実装する。この方式は、RSにおけるMACプロトコルの組み込みのために、BS−RSおよびRS−WTRUリンクにおけるリソースの割り当ての柔軟性を提供する。また、この方式は、BS−RSおよびRS−WTRUの間の誤って受信された無線ブロックの再送について別々にHARQ方式を可能にする。] 図20
[0232] この手法例は、ネットワーク/BS、およびWTRUから見ると、かなり透明である。影響には、RLCプロトコルの変更、およびリレーのDRX間隔のBSスケジューラの一部における認識などがある。]
[0233] リレーにおけるユーザプレーンプロトコルスタック(およびしたがってリレーの複雑性)は、最低限に抑えられる。必要なPHYレイヤの機能の他に、リレーは、(BSと通信するWTRUをエミュレートするために)WTRUのMACの「鏡」、および(WTRUと通信するBSをエミュレートするために)BSのMACの「鏡」を維持することが必要である。]
[0234] 図21は、WTRUプロトコルスタック2100を実装するための第3の代替を示す。この代替において、BSサイドのリレー2110は、RLCレベルまでWTRUプロトコルスタックを実装する。この例によって、RSとBS/WTRUとの間のリンクの適応および再送など、様々なRLC(無線リンク制御)機能を可能にする。] 図21
[0235] RLCプロトコルは、応答モード(acknowledged mode)、非応答モード、透過モード、または永続モードのうちの任意のモードで動作することができる。さらに、BSとRS、およびRSとWTRUとの間のRLCプロトコルのモードは異なり得る。]
[0236] 次に、RSを介したBSとWTRUとの間のデータの転送について、単一IPブロックのトランスポートを検討することによって説明する。図21〜23は、様々な代替を示す一連の図である。] 図21 図22 図23
[0237] 第1の代替は、PHYレベルの中継局である。図22は、RS2230を介したBS2210からWTRU2220へのIPパケットの転送に関与するイベント2220のシーケンスを示す。RS2220は、増幅−転送または復号−転送タイプのシンプルなPHYレベルの変形体であると見なされる。] 図22
[0238] RS2220でのPHY処理は、代替的方法で実行され得る。AF(増幅−転送)リレーとして表される第1の方法は、RFレベルでのシンプルな増幅および転送を伴う。第2の方法は、復調−再変調−転送である。この方法において、リレーへのリンクの忠実度が非常に高いものである場合のみ、ノイズが削除され、または抑えられ得る(すなわち、チャネル符号は実質的に必要ない)。第3の方法は、DF(復号−再符号化−転送)リレーである。この例では、誤りがRS2230で補正されるように、信号のさらなる処理がある。第4の方法は、適応方式として表される。この方式では、リレーは、上記の3つの方式のうちの任意のものを適応的に切り替えることができる。例えば、リレーは、メッセージを正常に復号した場合、復号−転送方式を適用する。そうでない場合、残りの方式のうちの任意のもの、例えばAF方式を適用することができる。別の例では、リレーは、大幅に負担がかかる場合、あまりリソースを消費しないので、AF方式を適用することができる。そうでない場合、他の方式のうちの任意のもの、例えばDF方式を適用することができる。]
[0239] 中継プロセス中、BS−RSリンクおよびRS−WTRUリンクにおける無線信号の特徴は同じである必要はない。第1の選択肢において、RS−WTRUリンクは、BS−RSリンクに比べて、異なる周波数または符号を使用することができる。第2の選択肢において、RS−WTRUリンクにおける変調は、BS−RSリンクにおける変調とは異なり得る。第3の選択肢において、誤り保護(すなわち、検出および/または訂正)符号は、BS−RSリンクおよびRS−WTRUリンクにおいて異なり得る。]
[0240] データ転送の第2の代替は、MACレベルの中継局を伴う。この例では、BSは、リレーをWTRUとして扱い、それに応じてリレーに対してスケジュールするが、この「リレー−WTRU」は、BSが認識しているDRXサイクルを有する。]
[0241] リレー−WTRUからのACKは、BSによるMACレベルの(HARQ)ACKとして扱われる。次いでリレー−WTRUは、それが通信するWTRUのBSとして動作する。1つの特定の問題は、リレーがBSに対してパケットをACKしたが、WTRUにそれを配信するのに成功しなかった場合にどうするかである。]
[0242] この問題に対処する一般的な戦略の一例は、以下の通りである。リレー(BSとして動作する)は、MAC(HARQ)プロトコルにより、もう2、3回パケットを配信しようと試みる。しかし、ある時点で、リレーは断念しなければならない。リレーは、HARQ−NACKをこれ以上実行することができない。というのは、リレーは、(WTRUのふりをして)すでにACKしているからである。そのためNACKは、必要な場合、RLCレベルで行われなければならない。RLCが応答モードで稼働していれば、WTRU RLCは、これをすでに行いそうである。実質的に、MACレベルACKを遅らせることによって、不可能なMAC NACKの問題に対処することはできない。こうした遅延が起こる場合、原則的に、リレーはBSに再送を求めることができる。しかし、こうした再送は、リレーがすでに所有しているデータ以外は含んでいないため、それを求める理由がない。この例において、リレーは、そのHARQタイムアウトを遅らせることができるだけである。]
[0243] RLCが非応答モードである場合、パケットは失われたと考えられ、これは(非応答モードの定義によって)許容可能である。しかし、ネットワークのRLCは、MACレイヤのACKがもはやパケットが確かに配信された旨の表示ではないことを認識できるように変更される必要があり得る。]
[0244] 図23は、MACレベルのRSについて関与するイベント2300のシーケンスを示す一例の図である。示される図23は、リレーのMACでの潜在的なバッファオーバフローの問題に対処しない。具体的に、BS2310は、リレーがいつデータを正常に(あるいは不成功に)WTRU2320に転送したかを知らないため、RSのバッファが扱うことができるより多くのデータをプッシュしようと試みる場合がある。これを防ぐために、以下の選択肢のうちの1つまたは複数を使用することができる。これらの選択肢は、排他的ではなく、結合されてもよい。] 図23
[0245] 第1の実施形態において、BS2310は、データを送信するためにRS2330が行う試行の最大数、およびそれがどのぐらいかかるかを知ることによって、リレーバッファの状態に関する推定を自発的に維持する。また、それは、RS2330からWTRU2320にパケットを配信するための平均時間を考慮に入れることができ、これは、リレーによって定期的に更新することができる。]
[0246] 第2の実施形態において、RS2330は、BS2310にバッファ占有状況を定期的に伝える。これは、新しいMACレベルフィードバックシグナリングを導入することによって実行され得る。このフィードバックシグナリングを他のRS MACレベルフィードバックと組み合わせてRFCH(リレーフィードバックチャネル)としてもよい。]
[0247] 第3の実施形態において、RS2330は、BS2310がその送信をスケジュールするために使用するフィードバックに(例えばチャネル状態情報と共に)バッファ占有状況を組み込む。それを行うための選択肢がいくつかある。しばしば、標準は、WTRU2320がCQI(チャネル品質インジケータ)を介してデータを受信するためのその機能を報告するための方法を提供する。こうした情報は、RS2330によってBS2310にも提供され得る。CQIを人工的に低減することによって、RS2330は、それが受信するデータ量を低減することはできるが、この場合BS2310は、低減がバッファ占有問題またはチャネル状態のためであるかどうかを実際には知らない。]
[0248] 第4の実施形態において、そのバッファがいっぱいである場合、RS2330は、BS2310がそれにデータをプッシュしようと試みるときはいつでも、特別な「バッファがいっぱい」NACKで応答する。これは、第1のBS−リレーの試行のときに行われ、指定されたバックオフ期間が経過するまで、リレーがBS2310に特別なデータ要求通信を発行するまで、または空のバッファが上に報告されるまで、BS2310が再送できないようにする。]
[0249] 第5の実施形態は、第4の実施形態と似ており、バッファがほぼいっぱいであることを示す特別なACKを有するものである。この例において、RS2330は、次のものではなくこのパケットを受け入れる。次いでBS2310の挙動は、上記に似ており、これはバックオフすることができ、および/またはRS2330がそのバッファがOKであることを報告するのを待つことができる。]
[0250] 第6の実施形態は、WTRU2320への特定のパケットの配信が成功した、または破棄されたとき、BS2310に報告することができる、RS2330からBS2310への遅れた2次ACK/NACKを導入する。これによってBS2310は、リレーバッファの状態を維持し、それに応じてスケジュールすることができる。]
[0251] データ転送の第3の代替は、RLCレベルのRSを伴う。図24aおよび図24bは、この代替に関与するイベント2400のシーケンスを示す。図24aおよび図24bに示されるように、RSは、データパケットを、WTRUに転送する前に受信する(必要に応じて、肯定応答する)。BSは、これが配信されたと見なし、次いでRSは、WTRUに配信する責任を負う。フォールバック機構は提供されず、また必要ない。しかし、RLCレベルの操作のために、このプロセスに関連する遅延は、MACレベルの中継に関連する遅延よりかなり大きい可能性がある。]
[0252] RS−WTRUチャネル
次に、リレーに対するWTRU割り当てが2ホップモードでどのように行われるかを理解するために、専用のRS−WTRUチャネルの使用について検討する。この場合も、単一セル(すなわち単一BS2410)、M個のRS2420および複数のWTRU2430を想定する。RS2420は、BS2410とユーザ(WTRU2430)との間のリンク品質を向上させるように設計される。WTRU2430は、2つのカテゴリに分割される。1つのカテゴリは、BS2410に接続され、RS2420からのどんな補助も無くBS2410と通信することができるWTRU2430を含む。もう一方のカテゴリは、BS2410への接続において不利であり、RS2420の補助を必要とするWTRU2430を含む。さらに、各WTRU2430は、所与の時に単一のRS2420のみと関連付けられると想定する。M個のRS2420があるため、ここで、図25に示されるように、(M+1)個のWTRUグループ{Gm,m=0,1,...M}を定義することができる。] 図25
[0253] グループG0に属するWTRU2510は、BS2520と直接通信し、グループGmに属するWTRU2530、2535は、RS m2540、2550を介してBS2520と通信する。例えば、ダウンリンクにおいて、グループ0 2560におけるWTRUに送信されたパケットは、BS2520からWTRU2510への正規の直接送信に続く。同様に、グループ1,...MにおけるWTRU2530、2535に送信されたパケットは、BS2520からRS2540、2550、およびRS2540、2550からWTRU2530、2535への2ホップルートを通過する必要がある。]
[0254] どのグループに各WTRUがあるかは、異なる代替的基準によって決定され得る。第1の基準によれば、セル中央内のWTRUは、グループ0 2560に属し、セル端におけるWTRUは、グループ1,...M2570、2580に属する。セル端/セル中央の区別は、以下の技術(または他の方法)のうちの1つを使用して行われ得る。すなわち、基地局において、接続セットアップ中または接続が継続的である間に評価されたWTRUへの/からの往復時間遅延を使用する。任意のシステムにおけるWTRUが、予め定義された方法で予め定義されたBS信号にその送信を同期することが必要であるため、こうした遅延が評価され得る。次いでBSは、遅延が確実に往復遅延によるものであるように、WTRUから受信した信号がどれぐらい同期していないかを測定することができる。BSがWTRUにタイミング調整コマンドを発行した場合、これらも考慮に入れられる。WTRUにおいて、送信された電力がシグナリングされる何らかの基準チャネルにおいて受信されたBS電力間の差をとることによって計算され得る推定されたパスロスを使用する(ほとんどのシステムは、少なくとも1つのこうしたチャネルを含む)。セル端/セル中央の区別は、GPSなど補助位置推定装置を使用して行うこともできる。]
[0255] 第2の基準によれば、RS2450、2550は、WTRU2530、2535とBS2520との間の通信、およびそれらが互いに報告するチャネルメトリクスを監視することができる。RS2450、2550は、これらのメトリクスを、相対チャネルのそれ自体の観察と比較し、どのWTRU2530、2535がそれ自体を介して間接的に通信することの恩恵を受けるかを決定する。次いでRS2540、2550は、間接的な接続セットアップを管理する。]
[0256] 第3の基準によれば、RS2540、2550は、リレーを使用する恩恵を受けるかどうかをWTRU2530、2535が決定することができ、BS2520にこの情報を伝えるビーコン信号を定期的に送出する。WTRUは、応答をビーコン信号に送信することができる。]
[0257] 第4の基準によれば、WTRU2530、2535は、定期的にその位置を更新する(または他のCELL_DCHおよびCELL_FACHシグナリングが使用される)。RS2540、2550およびBS2520は、WTRUの位置またはシグナリングに関するそれぞれの情報を交換した後、どのグループにWTRU2530、2535が属するかを決定することができる。]
[0258] 別の技術的な問題は、WTRUがRSのカバレージ領域に入るとき、RSカバレージ領域から別のRSのカバレージ領域またはBSのカバレージ領域に移動するとき、ハンドオーバがどのように実行されるかである。WTRUの移動性のため、WTRUのグループを動的に変更することができる必要がある(一種のセル内、リレー間のハンドオーバ)。これを可能にするための可能なシグナリング戦略を、以下の例で説明する。]
[0259] プールされたリレー送信
いくつかの例で、RSに関連付けられたすべてのWTRUの送信をプールすることによってBSがRS2540、2550をスーパーWTRUとして扱うことが有用であり得る。この場合、ネットワークおよびWTRUは、RSがある(したがって透過ではない)こと、およびどのWTRU(またはより詳細には、どのRNTI−WTRU当たり数個あり、共通/共有のものであり得る)をリレーが処理するかを知っていなければならない。ネットワーク/BSは、これらを単一の送信にプールし、したがって、エアインターフェイスをより効率的に使用し、リレーに分解させる。]
[0260] プールされたリレー送信を可能にするために、標準BSMACに比べて、追加のおよび/または変更された機能が必要である。これらは、RNTIプールマネージャ、MACバッファマネージャ、および変更スケジューラを含む。RNTIプールマネージャエンティティは、RNTIグループ、および実際のRNTIと、リレーとの通信のために割り当てられたグループRNTIとの間の関連を維持する。MACSDUは、各個々のデータストリーム(各RNTI)に関連付けられたMACに到達するが、これらはMACバッファマネージャによって共通ストリームに多重化する必要がある。]
[0261] 最高の可能な操作に影響を与えるために、リレーへのグループ化された送信に対するスケジューリングの選好を提供することが必要であり得る。選好の量は、いくつの個々のデータストリームがリレーに分類されるかに応じて決まりそうである。変更スケジューラは、この情報のすべてを考慮に入れることができなければならない。BS−RSの物理リソース(共有)とRS−WTRU物理リソース(専用)との間に1対1の対応がないため、PHYレベルの協調は、この場合実行できない。]
[0262] 一方、RLCレベルのリソースは、それらが共有物理リソースにマッピングされるとしても、専用のままである可能性がある(証拠として、例えば、WCDMAにおけるHSPA)。したがって、MAC操作がよく定義されているという条件で、RLCレベルの協調も、前のケースから変わりそうにない。]
[0263] 図26は、RS2610とBS2620との間に配置されたMACのMAC−リレーサブレイヤ2600の一例の図である。このレイヤは、グループ化されたRNTIにおけるデータの送信を処理する。HARQの応答は、代替的方法で処理することができる。第1の代替において、単一のACK/NACKが、RS2610において、MAC−リレー2630によって生成される。これは、HARQ TTIに含まれるすべてのデータのACK/NACKとして解釈され、BS/ネットワーク2620においてMAC−リレー2640によってMAC−WTRU2650に渡される。第2の代替において、別個のACK/NACKがデータパケットごとに生成される。これも、BS/ネットワーク2620において、MAC−リレー2640によってMAC−WTRU2650に渡される。いずれの場合でも、リレーにおけるMAC−WTRU−ミラー2660は、実質的に透過であり、実際にはタスクを行わない。] 図26
[0264] 送信側において、RS2610は現在、いくつかのタスクを実行することができるより複雑なMACエンティティ2670を含む。RS2610は、グループ内のRSの送信をスケジュールすることができる。RS2610は、前と同じように、グループ間のリレーの送信を引き続きスケジュールすることができる。RS2610は、WTRU2680でHARQを維持することができる(すなわち、ACK/NACK交換)。上記のプロトコルスタックアーキテクチャは、マルチホップ中継のケースに拡張することができる。この例におけるデータ転送操作は、一致するBS−RSおよびRS−WTRUのリソースのケースと同じである。これについては、上記で検討した。]
[0265] 次に、共有RS−WTRUチャネルの使用について説明する。RS−WTRUチャネルが共有される場合、状況は、専用BS−RS、または専用RS−WTRUリソースのケースに似ている(共有が両方のホップにわたって同じである場合)。あるいは、共有戦略が同じではないシナリオは、BS−RSリンクが共有であり、RS−WTRUリンクが専用である例に似た操作をもたらすことになる。]
[0266] ダイバシティモードのユーザプレーンシステム操作について、以下で開示する。まず、専用BS−RSチャネルについて検討する。このモードで、すべてのWTRUは、リレーまたはBSとの接続を動的に切り替えることができる。また、協調送信機ダイバシティが取得されるように、WTRUは、BSおよびRSに同時にリンクすることもできる。こうしたモードのWTRUにはより柔軟性があり、BSとWTRUとの間、およびBSとRSとの間の接続はより動的であるため、スケジューリングアルゴリズムおよびシステムのセットアップは、より複雑になる。特に、RSがWTRUに対してはBSを、BSに対してはWTRUを単にミラーすることは、もはや可能ではない。WTRUおよびBSは、相互におよびRSについて直接知っていなければならない。]
[0267] 2ホップ操作のケースと同様に、RSプロトコルスタックについて検討する必要がある。システム操作は、PHY、MAC、またはRLCレイヤで終了することができるRSプロトコルスタックに基づいて定義される。]
[0268] 図27は、PHYレベルのRSのプロトコルアーキテクチャ2700の一例の図である。点線は、BS2710とWTRU2720との間の直接接続を示す。PHYリレー操作は、トランスポート形式のPHYメッセージおよびL1制御(例えばTPC)のみに依存する。MAC以上のレベルにおけるプロトコルレイヤは、BSおよびWTRUにおいて変わらない。] 図27
[0269] この例は、RS2730を表す。こうしたRSは、データ送信を補助するが、任意の決定自体を行うことはできない。RS2730でのPHY処理は、代替的方法で実行され得る。]
[0270] AF(増幅転送)リレーとして表される第1の代替は、RFレベルでの簡単な増幅および転送を伴う。第2の代替は、復調−再変調−転送である。この代替において、リレーへのリンクの忠実度が非常に高いものである場合のみ、ノイズが削除され、または抑えられ得る(すなわち、チャネル符号は実質的に必要ない)。第3の代替は、DF(復号−再符号化−転送)リレーである。ここでは、誤りがRSで補正されるように、信号のさらなる処理がある。第4の代替は、圧縮−転送である。こうした方法は、リレーへのリンクが低品質であり、チャネル符号を使用してでさえデータを復調することができないときに使用され得る。しかし、データについての部分的な情報は、適切な符号の設計を介して依然として取得することができる。この部分的な(すなわち「圧縮された」)情報は、リレーによって宛先に転送される。]
[0271] 第5の代替は、適応方式である。この方式では、リレーは、上記の4つの方式のうちの任意のものを適応的に切り替えることができる。例えば、リレーは、メッセージを正常に復号した場合、復号−転送方式を適用する。そうでない場合、残りの方式のうちの任意のもの、例えば増幅−転送方式を適用することができる。別の例は、リレーは、大幅に負担がかかる場合、あまりリソースを消費しないので、増幅−転送方式を適用することができる。そうでない場合、他の方式のうちの任意のもの、例えば復号−転送方式を適用することができる。]
[0272] 中継プロセス中、BS−RSリンクおよびRS−WTRUリンクにおける無線信号の特徴は、同じである必要はない。第1の選択肢において、RS−WTRUリンクは、BS−RSリンクに比べて、異なる周波数または符号を使用することができる。第2の選択肢において、RS−WTRUリンクにおける変調は、BS−RSリンクにおける変調とは異なり得る。最後に、第3の選択肢において、誤り保護(すなわち、検出および/または訂正)符号は、BS−RSリンクおよびRS−WTRUリンクにおいて異なり得る。]
[0273] 図28は、MACレベルRSのプロトコルアーキテクチャ2800の一例の図である。点線は、BS2810とWTRU2820との間の直接接続を示す。2ホップの場合と同様、RS2840におけるMAC2830の導入によって、RS2840は、システムのHARQ操作に加わることができ、潜在的に再送などを処理することができる。この柔軟性によって、システム操作について議論するときに説明されるように、システム操作全体の改良の際にとてつもない潜在性が可能になる。今のところ、ミラーとしてのRS MAC2830の使用は、もはや可能ではないことに留意されたい。] 図28
[0274] 図29は、RLCレベルRSのプロトコルアーキテクチャ2900の一例の図である。点線は、BS2910とWTRU2920との間の直接接続を示す。] 図29
[0275] 様々な物理的アーキテクチャ、プロトコルアーキテクチャ、および無線チャネルについて説明してきたので、RSを介したBSとWTRUとの間のデータの転送について説明する。上述したように、単一のIPブロックのトランスポートについて検討する。]
[0276] 図30は、RSを介したBSからWTRUへのIPパケットの転送に関与するイベント3000のシーケンスを示す図である。RS3010は、上述した技術のうちの任意のものを使用したシンプルなPHYレベルであると想定する。示された手法は、復号−転送手法および復調−転送手法に適用される。圧縮−転送および増幅−転送の場合、RS3010は、送信が完了するまで(すなわちBS3020がデータの送信を停止するまで)パケットの連続した改良を引き続き受信し、これらを送信する(交互の受信、送信操作)ことができる。] 図30
[0277] スケジューリングの選択肢は、以下を含む。RS3010は、任意の送信前に信号を復号または復調しなければならない(すなわち、任意の送信前のデータの優れた保証)一例において、BS3020と同じTTIで、または異なるTTIで送信を行うように、BS3120によってスケジュールすることができる。いずれの場合も、WTRU3030は、この特定のパケットの受信を中止するため、送信を停止するときを知っていなければならない。これは、以下の代替的方法のうちの1つで行うことができる。]
[0278] 第1の代替において、実際の送信は、(RS3010が受信しなければならない)サイド制御チャネルを使用して、BS3020によって直接スケジュールされる。第2の代替において、RS3010は、もはや再送を必要としない場合でも、再送を監視し続ける。これは、最小の制御オーバヘッドを運ぶが、RS3010は、半二重と見なされるため、BS3020およびRS3010が同じRRUを使用して同じTTIで送信する操作を防ぐ。第3の代替において、PHYレイヤ制御信号が使用され、それによってBS3020は、どのパケットを依然として積極的に送信しているか、またはいつパケットの送信を停止したかをRS3010に通知する。この代替は、何らかのシグナリングオーバヘッドを運ぶが、(例えば、BS3020とのオーバラップのために)RS3010のRRUのスケジューリングにおける完全な柔軟性を保持する。]
[0279] RS3010が送信操作と受信操作との間で動的に切り換えることができる場合、上記の選択肢は、依然として実行可能である。違いは、ここでは、送信の開始時に関して、RS3010がいくつかの選択肢を有することである。]
[0280] 第1の選択肢として、RS3010が情報を正常に復号するまで待つ場合、状況は、2ホップ操作について説明したのと同じであり、したがって、完全情報が使用可能になる前にリレーが送信を開始したケースについてのみ、さらに検討する。第2の選択肢として、RS3010は、データを正常に復号するまで、各BS送信後、何か(具体的にはプロトコルに依存するもの)を送信することができ、その時点で、上記の復号−転送のケースと同様に、停止するまで、送信のみ続行する(受信は続行しない)。あるいは、第3の選択肢として、リレーは、その蓄積された情報が何らかの品質閾値を上回るまで、またはBSから少なくとも何らかの最小数の送信を受信するまで待つ。]
[0281] 次に、MACレベルの協調について検討する。PHY+MACレイヤを備えるリレーが与えられると、リレーがBSによってどのように制御されるかに関連して行わなければならない基本的な異なる2つの協調技術の手法が検討され得る。あるケースでは、BSは、詳細なリレー操作を知っておらず、細かい制御を適用せず、別のケースでは、それを行う。BS送信が常に使用可能であるため、中継プロトコルは、DF(復号−転送)またはCF(圧縮−転送)手法のいずれかに基づき得る。]
[0282] BSが詳細なリレー操作を知らない場合、データ転送は、図31に示されるように動作する。BS3110は、ACKがWTRU3120から受信されるまで、または最大数の送信回数を超えるまで、WTRU3120にパケットを送信し続ける。RS3130は、readyであり(CFを行っているかDFを行っているかによって決まる)、WTRU3120がNACKをBS3110に送信する場合、送信を結合することができる。したがって、このモードでは、協調送信機ダイバシティは、第1の再送についてよりも遅く起動され、RS3130へのチャネルが本当により良い場合のみ、WTRU3120に対して行われる(したがって、WTRU3120が最初にデータを受信することができる)。] 図31
[0283] この場合の鍵となる要因は、RS3130が「送信についてREADY」の定義である。DFが使用される場合、これは、リレーがBS送信を正常に復号したことを意味する。CFが使用される場合、これは、リレーが何らかの予め定義された閾値を渡すためのBS送信についての十分な量の情報を蓄積したことを意味する。]
[0284] 詳細なBS制御なしにリレーを使用する2つの手法について定義することができる。第1の手法では、スマートリレーと呼ばれ、すべてのフレームは、RS3130のために確保されるある分散RRUを含む。この事前の割り当て以外、BS3110は、RS3130がこれらをどう処理するか知らない。RS3130は、どのWTRUがその「補助セット」にあるかを決定し、すなわち、BS3110がCQI情報を処理して、どのWTRU3120が補助セットにあるかを決定し、その情報をRS3130にシグナリングすることができるかどうかを決定する。]
[0285] 図32は、スマートリレーおよびスレーブリレーの信号フロー3200の例を示す図である。図32を参照すると、スマートRS3210は、これらのWTRU3220へのBS送信を監視する。また、WTRUのフィードバック3220(ACK/NACK)も監視する。RS3210が3215でREADYであり、WTRU3230がNACK3235を送信する(BS3240に行くが、RS3210はそれを見る)と、RSは、3250でWTRU3230への再送をスケジュールする。a)WTRUへの送信のためにBSによってRSに以前割り当てられた、またはb)それに関連付けられたWTRUのうちの任意のものにスケジュールするためにリレーが使用できる1組のスロットから選択されたスロット(およびチャネライゼーション符号および/またはサブキャリアなど、他の物理リソース)に再送がスケジュールされる。BS3240は、一般に、RS3210が使用するルールを知っており、したがって、どのWTRU3230がどのRS3210の「補助セット」にあるかを推定し、それに応じてその再送の決定を行うことができる(すなわち、リレーが負荷を受け入れることを期待して、あまり頻繁に再送をスケジュールしない。あるいは、RS3210は、それが現在補助しているWTRU3230をBS3240に明示的にシグナリングする、または将来補助するための計画を立てることができる)。補助されているWTRU3230は、そのインデックスと共にRS3210によってシグナリングされる。このようにして、WTRU3230は、その受信機操作を切り替えて、このWTRU3230からの協調送信をサポートするようにすることができる。] 図32
[0286] スレーブリレー3260と呼ばれる第2の手法において、BS3240が補助セット内のWTRU3230から3270でNACKを取得した後でのみ(手法1と同様、BSは、CQI情報に基づいて、どのWTRU3230が補助セット内にあるかを決定することができる)、BS3240は、3245でRS3210にシグナリングする。3280でREADYであるとき、RS3210は、3290でWTRU3230への送信を開始する。それは、停止するようシグナリングされるまで続行する。こうした手法により、RS3210は、WTRU3230からBS3240に送信されるACK/NACK情報を検出/共有する必要はない。]
[0287] 次に、BSからの細かい制御によるMACレベルの協調の一例について検討する。この動作モードにおいて、2レベル(WTRUとBSとの間、およびリレーとBSとの間)のHARQが必要である。DFまたはCFの通信方式を使用して、リレーは、いつ用意ができるかを、特定のHARQプロセスに関連付けられている特別なリレーACK(RAC)を使用してBSに知らせる。この時点で、BSは、直接シグナリングを使用して、どのパケットをどのRRUで送信すべきかをリレーに伝える。スケジューリングは、送信ごとに、または一括で実行され得る(すなわち「成功またはタイムアウトするまで」)。一括で実行される場合、リレーは、BSによって停止することが指示される、または、WTRUからのACK/NACKを監視し、ACKが検出されると停止することが伝えられ得る。BSは、以下の方法のうちの任意のものを使用して、リレー送信をスケジュールすることができる。第1の方法は、同じRRUでの送信をスケジュールすることによってMIMOの効果を最大にする。第2の方法は、異なるRRUにおいて送信をスケジュールすることによって、時間ダイバシティを最大にする/干渉を最低限に抑える。]
[0288] 次に、WTRUで制御される適応NACK送信について検討する。この方式で、WTRUは、WTRU−BSおよびWTRU−RSのチャネルの品質を追跡し、RSまたはBSのいずれか、もしくはその両方にNACK送信を選択的に送信する。]
[0289] 選択基準は、例えば、それぞれのチャネルのチャネル品質に基づき得る。すなわち、WTRUは、正常な再送の可能性がより高いと推定されるネットワークノードにNACKを送信することを選択することができる。]
[0290] 選択的送信は、PHY以上のレベルで実行され得る。PHYレベルで、WTRUでの指向性アンテナを使用して、NACK送信をRSまたはBSに選択的に送信することができる。より高いレベルで、NACKメッセージは、RSまたはBS用としてメッセージを識別する識別子を含み得る。非選択的送信は、PHYレベルではオムニアンテナ(またはブロードビーム型アンテナ)で、およびより高いレベルではブロードキャストメッセージとして達成される。]
[0291] 次に、制御プレーンシステム操作について検討する。モードAのリレー構成の文脈で対処されなければならない鍵となる制御プレーン操作は、移動性の管理のもの、すなわち、グループ0(使用中のリレーなし)を含む異なるリレーグループ間のWTRUの移動性の管理のものである。]
[0292] 上述したように、WTRUを特定のリレーグループに割り当てることに関する測定は、WTRUで、リレーで、またはBSでなど、セルにおける様々な場所において実行され得る。これらの組み合わせを使用することができる。]
[0293] これらの測定は、測定が実行される場所に関係なく、BS/ネットワークに提供される。これらの測定に基づいて、BS(ネットワークではなく、おそらくBS)は、WTRUを特定のリレーグループに割り当て、適切なコマンドを関連のリレー(発信および受信リレー)およびWTRUに転送する。実際に、制御の観点から、BSは現在のWCDMAシステムにおいてRNCとして働き、リレーはBSとして働く。こうした操作は、制御プレーンアクセス層プロトコルスタックに対する以下の変更を必要とする。]
[0294] 図33aは、リレー−RRC3310と呼ぶ、(RRCがレイヤ3であるため、WCDMAなど、現在多くのシステムで存在していない)レイヤ2の輪郭プレーンエンティティをBSおよびリレーが含むプロトコルアーキテクチャ3300例の図である。このエンティティは、リレーグループ間のWTRUの移動性を管理する。図33bは、BSおよびリレーがリレー−RRC3310を含む代替のプロトコルアーキテクチャ例3300の図である。]
[0295] 一般に、それがどのグループに属するかをWTRUが知らないため、こうしたエンティティは、WTRUでは必要ではない場合がある。WTRUが、リレー間の移動性をサポートする測定を実行するとき、既存のRRC操作は、ネットワークに測定を提供するように変更する必要がある場合がある。あるいは、レイヤ2RRCエンティティは、測定をBSに報告するように定義され得る。]
[0296] リレーの存在下で特定の符号化プロセスに注意を向け、協調ヘッダ3400例の図である図34について検討する。図34を参照すると、協調ヘッダ3410は、それだけには限定されないが、M0、M1、またはM2(それぞれ異なるリレー方法を表す)を示す2ビット3420、M1またはM2における特定の実施形態を示すkビット、もしくは他の協調方式固有の詳細を示す] 図34
[0297] ]
[0298] ビットを含む。これらの「情報ビット」は、協調ヘッダを生成するためにコンパクトに符号化され得る。例えば、M0/M1/M2を示す2ビットおよびKビットは、一緒に符号化することができ、それによって2ビットフィールドにおける未使用の符号点を無くし(2ビット=4符号点であるため、符号化すべきモードが3モードのみ存在することになる)、場合によって1ビット以上(]
[0299] ]
[0300] ビットの代わり)ヘッダサイズを低減することができる。]
[0301] データパケットは、無線送信のためにさらに処理される(例えば、誤り訂正/検出符号が適用される、変調されるなど)。送信された信号s(t)は、WTRU、RS1、およびRS2によって聞かれる「共通」無線チャネル上で運ばれ、この場合、RS1およびRS2は、WTRUに関連付けられ、「共通」は、必ずしもシステムにおける他のWTRUまたはRSに共通ではないWTRU、RS1、RS2を指す。]
[0302] チャネル品質がBS→RS1、BS→RS2、およびBS→WTRUのチャネルにおいて異なるため、すべての3つのエンティティ、すなわちWTRU、RS1、およびRS2がヘッダを正しく復号できるようにするために、チャネル符号化、変調、および類似の「送信関連のパラメータ」を選択しなければならない。これは、いくつかの技術を使用して実行することができ、その一部を以下で説明する。]
[0303] 図35は、例えば、ヘッダ用のFEC1 3510、およびペイロード用のFEC2 3520など、ヘッダおよびペイロードのためにチャネル符号化を分離し得る技術3500例の図であり、ここでは、FEC1 3510は、FEC2 3520より強い。図36に、フロー図全体の一例(DLについて示されており、似たものがULに適用される)が示されている。この技術は、ヘッダおよびペイロードについてチャネル符号化FECI3510を使用することができ、この場合、FEC1 3510は、ヘッダがWTRU、RS1、およびRS2によって確実に受信されるのに十分強くなるように選択される。モードビットの頑強な符号化、例えば、2モードビットを、3610で、別々に符号化し、変調することができ、シンボルを、固定位置(WTRU、RS1、およびRS2にわかっている)に配置し、したがって、WTRU、RS1、RS2は、ヘッダまたは/およびペイロード全体を復号する必要なしに、モード−シンボルを復調し、復号することができる。これらの例の変形に基づいて、他の類似の方式を使用することができる。] 図35 図36
[0304] 3620で、データパケットがWTRU、RS1、およびRS2によって受信される。3630で、それぞれは、モードビットを検出し、復調し、復号する。モードビットの値に応じて、ノード(WTRU、RS1、RS2)は挙動する。すなわち、3635でモード0が示された場合、RS1およびRS2は、3640でWTRUがデータパケットを復号する間、データブロックのさらなる処理を停止する。3645でモード1が示される場合、WTRUは、処理を続行し、RS2およびWTRUは、さらなる処理を停止し、一方、RS1は、3650で続行する。M1またはM2が選択される場合、3660でデータパケットがRS1またはRS2によって正しく受信された後、位相2は3655で開始する。復号されたデータパケットを受信すると、WTRUは、3670でACK/NACKをBSまたはRSに送信する。]
[0305] M1またはM2の位相2において送信されたデータパケットの構造は、協調ヘッダを含む必要はない。これによって、いくつかのビットが不必要に送信されることを省き、干渉を低減し、スループットが向上する。]
[0306] DL&ULの連係
ここまで、DL&ULのソリューションについて別々に説明してきた。次に、それらを効率的に連係させるための方法について説明する。]
[0307] 基本的な概念は、DLデータまたは制御パケットが、UL送信で使用される協調方式についての情報を含むことである。以下は、「ピギーバック」の一例である。図37は、ヘッダおよびペイロードを有するダウンリンクデータパケット3700を示す。ヘッダ3710は、DL協調ヘッダ3720、および「次の」UL協調送信で使用すべき協調方式の詳細を含むUL協調ヘッダ3730を含む。変形として、UL協調方式が使用されるべき期間が指定される。「期間」の指定は、「絶対」時間(例えばタイムスロット数)、または「論理時間」(例えば一時ブロックフロー識別など)によるものとすることができる。UL協調ヘッダ3730は、複数のWTRUがサービス提供されている場合、WTRUのアドレスも含み得る。] 図37
权利要求:

請求項1
メッセージを第1の部分および第2の部分に分割するステップと、前記メッセージの前記第1の部分を第1の周波数で基地局に直接送信するステップと、前記メッセージの前記第2の部分を第2の周波数で中継局によって基地局に送信するステップとを含むことを特徴とする無線通信のための方法。
請求項2
WTRU(無線送受信ユニット)でレートレス2ホップ方式を使用するステップと、前記通信の第1の位相中に、基地局から第1の複数の情報ビットを受信するステップと、前記受信した第1の複数の情報ビットを復号するステップと、前記通信の第2の位相中に、中継局から第2の複数の情報ビットを受信するステップであって、前記第2の複数の情報ビットは、前記WTRUが前記第1の位相において復号しなかった残りのビットである、ステップとを含むことを特徴とする無線通信のための方法。
請求項3
前記WTRUが前記基地局および前記中継局から同時に異なる情報を受信する分散アンテナ方式を使用するステップをさらに含み、前記WTRUは、逐次干渉除去を使用して、前記異なる情報ビット間を区別することを特徴とする請求項2に記載の方法。
請求項4
WTRU(無線送受信ユニット)のためのメッセージを受信するステップと、前記メッセージを復号するステップと、前記メッセージを記録するステップと、前記記録されたメッセージを前記対象のWTRUに再送するステップとを含むことを特徴とする無線通信のための方法。
請求項5
メッセージを第1の部分および第2の部分に分割するように構成されたプロセッサと、前記メッセージの前記第1の部分を第1の周波数で基地局に送信し、前記メッセージの前記第2の部分を第2の周波数で中継局に送信するように構成された送信機とを含むことを特徴とする無線協調通信を使用するためのWTRU(無線送受信ユニット)。
請求項6
前記通信の第1の位相中に、基地局から第1の複数の情報ビット、および前記通信の第2の位相中に、中継局から第2の複数の情報ビットを受信するように構成された受信機と、前記受信された第1の複数の情報ビットを復号するように構成されたプロセッサとを含み、前記第2の複数の情報ビットは、前記WTRUが前記第1の位相において復号しなかった残りのビットであることを特徴とする無線協調通信のためのWTRU(無線送受信ユニット)。
請求項7
前記基地局および前記中継局から同時に異なる情報ビットを受信するように構成された分散アンテナ方式をさらに含み、前記プロセッサは、逐次干渉除去を使用して、前記異なる情報ビット間を区別することを特徴とする請求項6に記載のWTRU。
請求項8
WTRU(無線送受信ユニット)のためのメッセージを受信するように構成された受信機と、前記メッセージを復号し、記録するように構成されたプロセッサと、前記記録されたメッセージを前記対象のWTRUに再送するように構成された送信機とを含むことを特徴とする無線協調通信で使用するための中継局。
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